ザ・シャード 展望台のチケット予約方法を徹底解説【ロンドン】

ロンドン
ザ・シャード 展望台のチケット予約方法を徹底解説【ロンドン】

本記事では、ロンドンの人気展望スポット「ザ・シャード」のチケット予約方法について詳しく解説いたします。

公式サイトや日本語ページからの予約解説はもちろん、ロンドンパス特典を利用した予約方法まで詳しく解説いたします。

記事の中盤から後半にかけては「入口と入場の流れ」や「展望台からの景観」などについても紹介しております。

「ザ・シャード」への訪問をお考えの方に向けたお役立ち情報が満載です。

ザ・シャードとは? 観光の基本情報

ザ・シャード 72階「オープンエアの展望デッキ」

「ザ・シャード」はロンドンのサザーク地区にある高さ330mの商業ビルです。観光客向けの「展望台」「ホテル」「レストラン」以外に「オフィス」や「住宅」としても利用されています。

チケットを購入すれば入場できる「高層階フロア(69階と72階)」からは、360度のパノラマビューでロンドン市内の景観を楽しむ事ができます。夜景はもちろん、夕焼け時の景観には一見の価値があります。

「ザ・シャード」の展望フロアは、市内でも屈指のお洒落スポットとなっています。年間90万人もの来場数があり、常に混雑しています。事前の入場予約を早めにしないと希望の時間が埋まってしまっている事が多いです。

チケットの予約方法については次項より解説しますが、まずは営業時間などの基本情報をご覧ください。

営業時間
  • 10時〜22時
    (土日)
  • 10時〜22時
    (平日 - 6月下旬〜8月)
  • 11時〜19時
    (平日 - 9月〜12月)

最終入場は営業終了1時間前です。

イベント開催時などは営業時間が変更になる事があります。

定休日なし
搭乗料金
(オンライン予約時)
  • 28.5 €〜37.0 €

料金は早めに予約するほど記載の範囲で割安になります。

ロンドンパス利用可

別途「専用予約ページ」より入場予約が必要

ザ・シャード 入場チケットの予約方法

「ザ・シャード」のチケットは、公式サイトはもちろん、日本語ページがあるチケット手配サイトからも購入可能です。以下に3通りの購入方法をご紹介します。

  1. ザ・シャードの公式サイトから予約する(英語) 料金:28.5〜37.0ポンド

    ザ・シャードの公式サイト

    ザ・シャードの入場チケットは「公式サイトの予約ページ」から、入場日時を指定の上で事前購入(予約購入)が可能です。入場料金は「28.5〜37.0ポンド」の範囲で設定されており、早く予約すればするほど割安になります。公式サイト限定で「シャンパン付きチケット」なども販売されていますが、無理にセットチケットを購入する必要はありません。英語ページに抵抗がなければ「公式サイト」での予約が最安です。

  2. チケット手配サイトから予約する(日本語)料金:32.2〜38.9ポンド

    チケット手配サイト「GET YOUR GIDE」と「Tiqets」 ザ・シャードのチケット予約ページ

    英語での予約に抵抗がある方は、チケット手配サイト「GET YOUR GIDE」の「ロンドン:ザ・シャードからの眺めページ」や、「Tiqets」の「ザ・シャード展望台: 入場券ページ」を利用すれば、わずか数ポンドの手数料のみで日本語ページから予約可能です。この2サイトを比較すると、共に大手チケット手配サイトで、日本人の利用者が多いのが特徴です。料金的には「Tiqets」の方が、微妙に安いですが大差ありませんので利用しやすい方から予約ください。予約完了後にダウンロードできる入場チケットはそのまま利用できるので、当日は窓口に立ち寄る必要なく、直接展望フロアにアクセスする事ができます。公式サイトの場合は有料オプションを付けない限りは予約後のキャンセルはできませんが、「GET YOUR GIDE」も「Tiqets」も予約時間の24時間前まで無料キャンセルに対応しています。

  3. ロンドンパスを購入する(日本語)料金:114ポンド〜

    ロンドンパスの公式ページ

    「ロンドンパス」は市内にある複数の観光スポットに入場できるフリーパスチケットです。このパスを購入すれば「ザ・シャード」だけでなく、「タワーブリッジ」「ロンドン塔」「ウェストミンスター寺院」「セントポール大聖堂」など、ロンドン市内の90以上の施設に入場する事ができます。アクティブに観光する方は、このパスをフル活用する事で、料金的にかなりお得になる可能性があります。購入は「ロンドンパスの公式HP」より日本語で可能です。注意点として「ザ・シャード」にロンドンパスで入場する場合、必ず専用予約ページより別途予約(無料)が必要となります。また、当日は窓口に立ち寄って「入場チケット」を発券する手間はありますが、ロンドンパスを持っていない通常予約者より極端に待ち時間が長くなる様な事はありません。併設のギフトショップで利用できる「5ポンド」のクレジットQRコードも特典でついてきます。料金的にお得に回るならロンドンパスの購入がお勧めです。

以上、3通りの購入方法であれば、どれもお勧めです。

参考までに、当サイトの前回訪問時は「ロンドンパスの公式HP」で「ロンドンパス」を購入して、その特典で「ザ・シャード」を訪問しました。

ロンドンパスを利用した予約方法については「ロンドンパス保有者のシャード予約方法」の項で詳しく解説しております。

日本語ページがある「GET YOUR GIDEの予約ページ」や、「Tiqetsの予約ページ」での予約をお考えの方には、予約の解説は不要だと思います。直接サイトにアクセスの上、日本語の案内に沿って予約を完了ください。

公式サイト(英語ページ)」での予約に挑戦する方は、次項で予約方法を詳細に解説しておりますので参考にしてください。

ザ・シャード 公式サイトでの予約方法

ザ・シャード公式サイト

「ザ・シャード」の入場予約を公式サイトから行う方法を解説致します。

まずは正規の予約ページ「The View from The Shard TICKETS」にアクセスします。

ページに初訪問の方は「We value your privacy」という画面が表示されるので「AGREE」ボタンをタップして閉じてください。

ザ・シャード公式チケット予約ページ

チケットの選択

「TICKETS」と言うタイトルページに移動したら、画面を下方にスクロールします。

ザ・シャードの公式HPチケット予約ページ

「GENETAL ENTRY」内の「BOOK NOW」ボタンをタップします。

「GENETAL ENTRY」内の「BOOK NOW」ボタン

この下以降にもチケットの選択項目がありますが、展望台を見学する場合はこのチケット一択です。

チケット枚数の選択

チケット枚数の選択項目」が表示されるので「GENERAL ENTRY(一般入場券)」から人数(枚数)を選択します。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - チケット枚数の選択項目

もう一方の「GENERAL ENTRY WITH CHANPANGNE」は、シャンパンがセットになったチケットなので割高になります。表示は上下ランダムに入れ替わるので間違わない様にご注意ください。

「チケット枚数の選択」が完了したら、ページ下部付近にある「NEXT」ボタンをタップします。

ザ・シャード公式チケット予約ページのNEXTボタン

予約日時(入場日時)の選択

ページが切り替わったら、ページ中頃にあるカレンダーから希望の「予約日」を選択します。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 予約日の選択カレンダー

今度は「予約時間」の候補が15分単位で表示されるので選択します。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 予約時間の選択候補

枠の色は予約の空き状況を示しています。水色は余裕あり、白は残りわずか、グレーは売り切れを示しています。

予約日時の選択が完了したら、ページ下部付近の「NEXT」ボタンをタップします。

ザ・シャード公式チケット予約ページのNEXTボタン

有料オプションと寄付を選択

追加の有料オプションと寄付を求めるページに移動します。全て任意ですが付加する方は各ブロックの「Add」ボタンをタップします。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 有料オプションと寄付のオファーページ

オプションと寄付を付帯させた場合もさせない場合も、ページ下部の「CONTINUE」ボタンをタップして次のステップに進みます。

保険オプションの選択と個人情報の入力

ページ上部に選択した予約日時などが表示されているので念のため確認し、問題なければページをやや下方にスクロールします。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 選択した予約内容の確認

すぐ下に「保険オプション」の選択項目があります。2ポンド追加で払う事で万が一の場合に返金を受ける事ができます。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 保険オプションの選択

保険を付けない場合は「No, I am happy with the risk… non-refundable…」の方にチェックをいれてください。必ずいずれかを選択する必要があります。この保険は「予期せぬ病気」「事故」などが返金対象なので各種証明書が必要になると思います。時間がなくて訪問できなかったなどの理由では返金は受けられない可能性があります。

ページを下方に移動し「PERSONAL DETAILS」の文字が見えたら「個人情報」を入力します。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 個人情報の入力項目

  • ①「Email(メールアドレス)」予約完了後に予約書(本チケット)を受け取るメールアドレスを入力。

  • ②「Confirm Email(メールアドレス確認用)」上と同じメールアドレスを入力

  • ③「First Name(名前)」下の名前を半角ローマ字で入力。

  • ④「Last Name(苗字)」苗字を半角ローマ字で入力。

  • ⑤「Phone Number(電話番号)」国番号の「81」を番号の頭に付けて、最初の「0」を取って入力。例:080-1234-56●8が電番号であれば「8180123456●8」の用に入力します。

  • ⑥「I agree to …(規約同意)」チェック項目が2つあると思いますが「I agree to …」の方だけにチェックを入れます。「Tick this box if you would like to receive…」の方にチェックを入れるとメルマガの購読を申し込んだことになります。

「保険オプション」と「個人情報の入力」の必須項目を全て埋めたら、ページ最下部付近の「GO TO PAYMENT」ボタンをタップします。

ザ・シャード公式チケット予約ページのGO TO PAYMENTボタン

お支払い情報の入力

決済方法を選択します。クレジットカード払いなら利用するカードのロゴをタップします。PayPalで支払う事も可能です。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 決済方法の選択ページ

切り替わったページの下方に決済情報の入力箇所があるので、全て入力及び選択します。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 決済情報の入力項目①

上から「① カード名義」「② カード番号」「③ カード有効期限」「④ セキュリティコード」の順で入力及び選択します。セキュリティコードはカード裏面の3桁の数字です。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 決済情報の入力項目②

最後に「YES,I CONFIRM MY PAYMENT」ボタンをタップして決済処理を開始します。

決済処理中の画面が表示されますので最低60〜90秒は何もせずに待機します。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 決済処理中の画面

「CONTINUE」ボタンは90秒以上待ってもページが自動で切り替わらない場合に限りタップしてください。それ以前にボタンを押すと、決済だけされて予約完了メール(予約書)が届かない自体に陥る可能性があります。前回当サイトは予約完了メールが届かずに大変苦労をしました。

決済が正常に完了すると、自動で「CONFIRMATION」と表示された予約完了ページに移動します。

ザ・シャード公式チケット予約ページ - 予約完了ページと入場チケットのダウンロードボタン

このページが表示されて入れば予約完了です。下の「DOWNLOAD YOUR TICKETS」ボタンをタップして「入場チケット」をダウンロードしてください。

予約完了後にダウンロードしたPDFファイル(入場チケット)は、そのまま利用できます。建物内に入ってから自動改札機にQRコードをスキャンして入場してください。窓口に立ち寄る必要はありません。

また、ダウンロードしたPDFファイル(入場チケット)は、スマートフォン上で提示しても、プリントアウトして提示しても利用可能です。

当日の入場レーンに並んで見学を開始するまでの流れは、本記事後半の「ザ・シャードの入口と入場の流れ」の項で詳しく解説しますので参考にしてください。

ロンドンパス保有者のシャード予約方法

「ロンドンパス」を購入済の方が「ザ・シャード」に日時指定の入場予約をする方法を解説します。

まずは「専用予約ページ」にアクセスしてください。

サイトにアクセス後、ページ中頃にある「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」内にある「BOOK NOW」ボタンをタップします。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」ページ

予約枚数の選択項目が表示されます。同時に予約を行う「ロンドンパス保有者」のトータル人数(自分を含む)を選択してください。もちろん1名なら1です。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」- 予約人数の選択

枚数選択が完了したらページ下部の「NEXT」ボタンをタップします。

ページが切り替わったら中頃のカレンダーから希望の「予約日(訪問日)」を選択します。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」- 予約日の選択カレンダー

時間の候補が表示されるので、続けて「予約時間」を選択します。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」- 予約時間の選択候補

次のページで複数の「有料オプション」のオファーが表示されます。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」- 有料オプションのオファー

ここで表示されるオプションは全て有料で、入場予約だけしたい場合は全て不要です。下方にページをスクロールして「CONTINUE」ボタンをタップします。

「BASKET TOTAL: £32.00」と表示されたページに移動します。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」- 予約内容の表示画面

この時点では「£32 × 予約枚数分」の料金が表示されていますが、後で0ポンドになるので大丈夫です。2枚の方なら「BASKET TOTAL: £64.00」と表示されているかと思います。

やや下方に「YOUR PASS NUMBER」の入力欄があるので「ロンドンパスの12桁の番号」を入力の上「ADD PASS NUMBERS」ボタンをタップします。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」- ロンドンパスの番号を入力。

複数人の予約を行う場合は《12桁番号の間をカンマ「,」で区切ります。

例えば2人分のパス番号を入力するなら、123456789122,124556789134の様に入力します。この2つの番号を「ADD PASS NUMBERS」ボタンで確定した場合、以下の様な感じで表示されます。

ザ・シャードの「LONDON PASS AND GO CITY BOOKINGS」- ロンドンパスの番号を入力例。

ここで入力する番号は絶対に間違えない様にしてください。間違った番号でも予約自体はできてしまいますが、現地で実際に提示するロンドンパスの番号と、ここで入力した番号が異なると、窓口でチケットを発券してもらえません。

ロンドンパス 番号の確認方法

ロンドンパスの12桁の番号は、アプリでパスを開いた画面内のQRコード下部に記載されています。

公式アプリ Go City® -ロンドンパスのQRコード表示画面

パス番号の入力が完了したら、今度はその下の「USE YOUR PROMOTIONAL, CODE…」の入力欄に「ロンドンパス」の共通クーポンコード「GOCITY23」を入力し、確定ボタン「APPLY CODE」をタップします。

クーポンコード「GOCITY23」を入力

入力欄の下に「COCITY23 Code Applied!」と表示されていれば、クーポンコードの適用は完了です。表示されていない場合は GOCITY23 をコピペの上で再度トライしてください。

下の予約者情報を入力します。複数人同時に予約している場合も代表者1名の情報入力でOKです。

予約者情報の入力項目

上から「① メールアドレス」「② メールアドレス再入力」「③ 名前(ローマ字)」「④ 苗字(ローマ字)」「⑤ 電話番号」の順で入力します。電話番号は、頭に日本の国番号「81」をつけて、電話番号の最初の0をとって入力します。

最後に、ページ下部付近の「I agree to the …」の方にだけチェックを入れて「GO TO PAYMENT」ボタンをタップします。

規約への同意項目と「GO TO PAYMENT」ボタン

入力した内容に問題が無ければ、自動で「CONFIRMATION」と言うタイトルの予約完了ページに移動します。

規約への同意項目と「GO TO PAYMENT」ボタン

ページ内の「DOWNLOAD YOUR TICKETS」ボタンをタップするとPDFファイルにて「予約書(バウチャー)」をダウンロードできます。

ザ・シャードのロンドパス利用者用の予約書(バウチャー)

この「予約書(バウチャー)」は、予約完了メール本文の「DOWNLOAD YOUR TICKETS」の文字をタップすれば何度でもダウンロード可能です。また、複数人分を同時予約した方は、2枚目、3枚目が、それぞれの予約書になっています。予約書内の「PASS NUMBER(S)」の部分は、複数人の方は「123456789122,124556789134」の様に、1名だけの予約の方は「123456789122」の様になっていると思いますが問題ありません。

最後に重要なポイントして、ここでダウンロードしたPDFファイルは「入場チケット」ではありません。ただの「予約書(バウチャー)」です。建物内に入場したら、まずは必ず「窓口」に立ち寄ってください。「予約書」と「ロンドンパス」の両方を提示すれば「入場チケット」を発券してくれます。

当日の入場レーンに並んで見学を開始するまでの流れは、次項の「ザ・シャードの入口と入場の流れ」の項で詳しく解説しますので参考にしてください。

ザ・シャードの入口と入場の流れ
(公式サイト予約・チケット手配サイト・ロンドンパス予約共通)

「ザ・シャード」の入口は建物の西側にあります。

ザ・シャード周辺マップ - 入口とセント・トーマス・ストリート

人によってアクセス経路は異なりますが、南側の「セント・トーマス・ストリート」から来た場合は、下写真の様に建物側に向かって曲がります。

セント・トーマス・ストリートを左折

奥に見える「THE SHARD VIEWING GALLERY」の案内の方に歩いていきます。

ザ・シャードの入口前

電車で来た場合なども、とにかく「THE SHARD VIEWING GALLERY」の案内板を見つけてその方向に歩いて来てください。

並び口の案内板があるので「TICKETS FOR TODAY」「THIRD PARTY VOUCHR EXCHANGE」「ADVANCED SALES」などと書かれたレーンに並びます。

ザ・シャードの入口前の案内板

この時点での入場経路は「公式サイト」や「チケット手配サイト」で入場予約したチケットをお持ちの方も、「ロンドンパス + 予約書」をお持ちの方も「当日券購入者」も全員同じです。当日券購入者と入場の扱いが同じなら、事前予約した意味がないと思う方もいるかと思いますが、以下のとおり、購入経路や利用チケットによって見学開始するまでのスムーズさには優劣があります。

  • 「チケット予約者(通常チケット)」「公式サイト」「GET YOUR GIDE」「Tiqets」などで事前に日時指定のチケットを予約(購入)済みの方は、建物外の「一般入場レーン」に並ぶ。予約時間付近に建物内に通されるので、窓口には立ち寄らずに直接チケット改札を抜けて見学フロアに移動。

  • 「ロンドンパス保有者(入場予約済み)」チケット予約者と同じく建物外の「一般入場レーン」に並ぶ。予約時間付近に建物内に通されるので、最初に窓口に立ち寄って「入場チケット」を受け取る。その後、チケット改札を抜けて見学フロアに移動。

  • 「当日券購入者」チケット予約者と同じく建物外の「一般入場レーン」に並ぶ。予約者やロンドンパス保有者の合間に建物内に入場できる。建物内に入場後、窓口に立ち寄って当日券を購入。空きがある時間枠でのチケット購入となるため、チケット購入後すぐに展望エリアに入場できる保証はない。

奥に「FAST TRACK」と書かれた案内版と並び口がありますが「VIPゲスト」や「PREMIUMチケット保有者用」になるので利用できません。

ザ・シャードの入口前の2つのレーン

当サイト訪問時は「FAST TRACK」のレーンには誰も並んでいませんでした。基本は全員(チケット予約者もロンドンパス利用者)も手前のレーンに並んで待機します。各時間枠の入場人数は制限されているので、順次案内されます。

徐々に同じ時間帯枠の入場者が集まり始めます。

ザ・シャードの通常レーンに並ぶ訪問者

だいたい15分おきぐらいに、まとまった人数でレーンの奥に進む様に言われるので、階段を登って「ザ・シャード」の建物に入場します。

ザ・シャードの建物に入る訪問者

予約時間より、あまりに早く到着し過ぎても、奥に通してもらえないのでご注意ください。10分ぐらい前に到着すれば十分だと思います。

建物に入ったら「公式サイト」や「GET YOUR GIDE」などのサイト経由で「チケット予約済みの方(入場チケットをお持ちの方)」は右手側の「改札機」の方に進みます。窓口に立ち寄る必要はありません。

ザ・シャードの建物に入る訪問者

一方「ロンドンパス + 予約書をお持ちの方」と「当日券購入者」の方は、奥の窓口に進んでチケットを入手してから改札機に進みます。チケット予約者はここで時間を節約できますね。ロンドンパス利用者の方は「ロンドンパスのQRコード」と「予約書」の両方を提示すれば、チケットを発券してもらえます。

ザ・シャードの入場チケット

写真内の上側が「ロンドンパス」を窓口でスキャンして発券される入場チケットです。以後「ザ・シャード」内で提示(スキャン)するのはこちらのチケットになります。因みに下は同時発券されたギフトショップ用の割引クーポンです。

窓口を左手にして、正面奥にチケット改札機があるので「入場チケット」のQRコードをスキャンして更に奥に進みます。

ザ・シャードの改札機前

左手側「FAST TRACK」は利用できないので、全員右手側の「GENERAL ENTRY」のレーンを利用します。「公式サイト」や「GET YOUR GIDE」で予約した方は、予約完了時にダウンロードしたチケットのQRコード(またはバーコード)を、右手側の改札機でスキャンして奥に進みます。

セキュリティゲートで荷物をX線検査に通してゲートを通過。その後に写真撮影もあります。

ザ・シャードのセキュリティゲート

後は通路の奥に進んでエレベーターで展望フロアまで上がるだけです。途中33階で一度だけエレベーターを乗り換えますが、流れに身を任せれば大丈夫です。

ザ・シャードの通路とエレベーター

エレベーターで68階で降りた後は、展望フロアの69階まで階段で上がります。

ザ・シャード 68階の通路と階段

69階に到着したら、後は外周に沿って、思う存分ロンドン市内のパノラマビューを堪能ください。

ザ・シャード 69階の展望台

ザ・シャード 展望台の回り方と景観

「ザ・シャード」で見学可能な階は、69階と72階の2フロアです。

ザ・シャード 69階と72階の展望フロアの景観

「68階」を階段で上がって最初に到着するのが「69階」なので、ほとんどの方は「69階」「72階」の順で見学しますが、お好きな方から見学ください。

参考までに「ザ・シャード」の回り方と楽しみ方の一例を記しました。

  1. 69階の展望エリアで景観と飲食を楽しむ
  2. 72階の展望エリアで景観を楽しむ
  3. エレベーターで下階へ
  4. 出口のギフトショップで買い物

以下より、上記の回り方に沿って、各フロアの景観と見どころなどをご紹介します。

69階 展望フロアの景観と見どころ

「69階」の展望フロアでは、壁一面のガラス窓からロンドンのパノラマビューを楽しむことができます。

ザ・シャード 69階 フロア内の景観

フロア内にはカフェも併設しており、アイスクリームや軽食、各種ドリンクを楽しむことができます。スタンディング用のテーブルも至る所に設置されているので、是非、アイスクリームやドリンクを片手に絶景を楽しんでください。皆さんにとって特別な時間になるはずです。

ザ・シャード 69階 フロア内の景観とカフェ

こちらは、69階展望フロア東側の「タワーブリッジ 」方面の景観です。

ザ・シャード展望台から見る東側の景観

「ザ・シャード」はロンドン市内で一番高いビルなので、他の全てのビルを見下ろす事ができます。建物自体は「地上310メートル」ですが、展望フロア「69階」の高さは「約230メートル」です。

夜景もいいですが、ロンドンは雨上がりの夕焼けが非常に美しく、虹がかかっている事もあります。

ザ・シャード展望台から見るのロンドン市内のビル群と虹

遥か北側の「セントポール大聖堂」も綺麗に撮影できます。

ザ・シャード展望台から見るの北側の景観「セントポール大聖堂」など

陽が沈む方向の景観は何とも幻想的です。

ザ・シャード展望台から見るロンドン市内の日暮れの景観

69階の見学を一通り終えたら、階段で72階に上がります。階段はフロアを外周沿いに歩いていけば必ず見つかります。階層的には3フロア分階段を上がる形になりますが、そんなに段数はないのでご安心ください。

ザ・シャード 72階展望台の景観

「THIS Way」の案内板が72階へ上がる目印です。

72階 展望フロアの景観と見どころ

ザ・シャード 最大の見どころである「72階」のフロアに上がると、「オープンエアの展望デッキ」ならではの開放感と空気感を感じます。

ザ・シャード 72階展望台の景観

天気が良ければ、約60キロ程度先まで見渡すことができるそうですが、見える景色は69階とそこまで変わりません。

ザ・シャード 72階展望台からの景観

訪問時間帯や太陽などの加減にもよりますが、個人的には一つ下の69階の方が外の景観は撮影しやすく感じました。69階の高さが約230メートル、72階の高さが約244メートルになるので14メートル違うだけです。

一方で、夕焼け時のフロア内の景観には一見の価値があります。この幻想的な空間はこのフロアでしか味わう事ができません。

ザ・シャード 72階展望台の景観

是非この景観をバックに写真撮影を行ってみてください。夕焼け時に訪問して少し待てば夜景も楽しめます。

72階には併設しているバーで各種アルコール飲料(ソフトドリンク)を楽しむ事もできます。

ザ・シャード 72階展望フロアのバー

展望フロアの見学を終えたら、下り専用の階段で69階に戻ります。

ザ・シャード 72階 下り用階段

後は来た時と同じく、69階から階段を利用して68階に下り、68階からエレベーターを利用して地上階まで下りることができます。

地上階のギフトショップを紹介

「ザ・シャード」の展望フロアから案内に沿って、地上階に下りてくると出口改札があり、「ギフトショップ」を必ず通る構造です。

ザ・シャードの出口改札

店内には「ザ・シャード」に関連した「書籍」や「文房具」「雑貨」などが販売されています。

ザ・シャード ギフトショップの商品

最先端の現代建築のギフトショップだけあって、先進的でスタイリッシュな商品が並んでいます。

ザ・シャード ギフトショップ内の景観

色鮮やかエコパックなどはお土産にぴったりですね。

ザ・シャード ギフトショップの商品 - エコバックなど

ギフトショップを出てエスカレーターを上がると国鉄の「London Bridge Station」があります。

国鉄「London Bridge Station」前

地下鉄の「London Bridge Station」へ行く場合は、一旦国鉄駅内に入って、「Underground(地下鉄)」や「Jubilee Line(ジュビリーライン)」「Northern Line(ノーザンライン)」などの案内板に従って移動してください。

ザ・シャード 見学所要時間の目安

ザ・シャード 展望フロアの見学所要時間は、通常1時間から1時間半程度が目安とされています。

ただし、上記の所要時間の目安には、景色を楽しんで写真撮影をする時間だけでなく、休憩時間や飲食を楽しむ時間も含まれています。飲食などで休憩時間を長めにとらなければ、所要40分〜60分程度が一般的な所要時間目安だと思います。

「ザ・シャード」に優先入場は可能?

結論から申し上げますと、事前に「ザ・シャード」の入場日時予約をした方も優先入場はできません。

以前まで、公式サイトでの「チケット予約時」に10ポンド程度の有料オプションをつける事で、専用の優先入場レーンを利用できましたが、現在はそのオプション自体が表示されなくなっています。

ザ・シャードの入口と入場の流れ」の項で説明したとおり、全員手前側の同じ列に並びます。

ザ・シャードの入口前の2つのレーン

写真を見てお気づきかと思いますが、一応「FAST TRACK(優先レーン)」は存在します。ただし「VIP」や「プレミアムチケット」を持っている方だけが利用できるので、日本からの訪問者でこれらのチケットを保有する方は1割もいないと思います。

上記に伴い、「チケット予約者(公式サイトやチケット手配サイトなどで予約)」「ロンドンパス利用者」「当日券購入者」は、全て同じレーンに並んで入場する形になります。

「チケット予約者(公式サイトやチケット手配サイトなどで予約)」と「ロンドンパス利用者」は予約した時間付近には確実に入場できますので、長くても20分以上待つ事はほとんどないと思います。

「当日券購入者」に関しては、予約者の合間を縫って建物内に通される形になりますので、チケット予約者やロンドンパス利用者よりも待ち時間がかなり長くなります。加えて、館内窓口でチケットを購入する際に、直後の時間帯での入場券を購入できる保証もありません。

以上から、優先入場のオプションがなくなった現在も「チケット予約」して訪問する事は、混雑を回避する最も有効な手段となります。「ザ・シャード」訪問時は事前のチケット予約がお勧めです。

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