【2025年ワールドシリーズ観戦ブログ】ドジャースタジアムのショップ・現地グッズ・試合模様を紹介
2025年10月29日(日本時間10月30日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたワールドシリーズ第5戦「ドジャース VS ブルージェイズ」を現地観戦しました。チケットは「ドジャースの公式HP」で良席がなかったため、二次販売サイト「StubHub」で購入しました。
この記事では、ワールドシリーズ観戦の様子はもちろん、「ドジャースタジアムのチームストア」で購入できる現地グッズや限定アイテムを写真付きで詳しく紹介します。
さらに、球場内でマジック・ジョンソンと偶然出会ったエピソードなど、試合以外の見どころもあわせてお届けします。
ドジャース観戦を計画している方や、現地「チームストア」のグッズが気になる方はぜひ参考にしてください。
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ロサンゼルス空港に到着!ホテルに直行

観戦当日は午前10時30分ごろに「ロサンゼルス国際空港(LAX)」へ到着。飛行機はほぼ定刻通りに到着しましたが、入国審査では長蛇の列ができており、ここで約1時間以上待つことに。ロサンゼルス空港の入国審査は混雑することが多いため、到着日の予定を組む際は、この待ち時間も考慮しておくと安心です。
さて、この日の試合開始は17時からなので、まずは事前にBooking.comで予約していたドジャースタジアム徒歩圏内のホテル「ナイツ イン ダウンタウン ロサンゼルス」へ向かいます。
▼ナイツ イン ダウンタウン ロサンゼルス

筆者はドジャース戦を観に行く際、スタジアムまで徒歩でアクセスできるホテルの中でも料金が比較的安いこのホテルをよく利用しています。必要最低限の設備ですが、立地重視の方にはかなり便利です。
ロサンゼルス空港から配車アプリ(Uber・Lyft)を利用する場合、空港ターミナル前では乗車できません。まずは到着ロビーの外から出ている無料シャトルバスに乗り、「LAX-it(ラクシット)」と呼ばれる配車専用エリアへ移動します。

この日はタイミング良く、外に出た瞬間にシャトルバスが到着。待ち時間ゼロで乗車できました。

LAX-it到着後、UberとLyftの料金を比較したところ、この日はLyftの方が約20ドル安かったためLyftを選択。

乗車場所はアプリに表示される番号で指定されます。今回は「31A」がピックアップポイントでした。

ドライバーとのマッチングもスムーズで、そのままホテルへ出発。運転手さんはフレンドリーな中年女性で、ちょうど勤務終了時間だったこともあり、帰宅を急ぐとの理由で有料の優先レーンを使ってくれました。追加料金なしで高速移動できたのは幸運でした。

筆者はこうした親切に出会った時、感謝の気持ちとして日本のお菓子(きのこの山やたけのこの里など)を小さなギフトとして渡すようにしています。アメリカでは珍しいため、驚くほど喜ばれるのでおすすめです。
午前12時45分ごろ、無事にホテルにチェックイン。ロサンゼルス空港からの長旅を終えてようやく一息つけました。このホテルから「ドジャースタジアム」までは徒歩25分ほどと好立地です。

チェックイン時間は通常15時からですが、この「ナイツ イン ダウンタウン ロサンゼルス」は、これまでの宿泊でも高い確率でアーリーチェックインに対応してくれています。早めに部屋に入って休める点も、筆者がこのホテルをリピートしている大きな理由のひとつです。
試合開始は17時ですが、ドジャースタジアムの開場は一般的に試合開始約2時間前(15時00分ごろ)。そのため、それまではホテルでシャワーを浴びて湯船に浸かったり、荷物を整理したりと、ゆっくり体力を回復させました。

ドジャースタジアムの開場時間や入場ゲート、観戦マナーなどの詳細は、以下の記事で詳しくまとめています。初めて観戦する方はぜひ事前にチェックしておくと安心です。
いざドジャースタジアムへ!センターフィールドから入場
開場予定の30分前となる14時30分ごろ、ホテルを出発してドジャースタジアムへ向かいます。スタジアムまでは徒歩約25分ですが、道中には同じく試合へ向かうファンの姿も多く、歩いているだけで徐々に高揚感が増していきます。
ホテルを出てすぐに、ユニフォーム姿のドジャースファンたちと合流。球場へ向かう人の流れに乗って進みます。

大谷選手や山本選手の活躍もあり、日本人がドジャースのユニフォームを着て歩いているだけで、「どこから来たの?」「本当に日本から来たの?」と頻繁に声をかけられます。写真右の女性はロサンゼルス在住のファン。筆者が「今朝ロサンゼルスに着いたばかり」と伝えると、驚きつつも温かく歓迎してくれました。こうしたファン同士の交流も、現地観戦ならではの楽しみです。
ホテルを出て10分ほど歩くと、ドジャースタジアムへ続く道の入口ともいえる大通り「ヴィン・スカリー・アベニュー(Vin Scully Ave)」が見えてきます。

ここから先がスタジアムの敷地につながるメインルートで、多くのファンがこの通りを通って球場へ向かいます。
通りの横には選手の巨大な看板が並んでおり、ここは観戦前に記念撮影をする定番スポット。

今回掲示されていたのは、2024年ワールドシリーズで劇的な逆転サヨナラ満塁ホームランを放った「フレディ・フリーマン」のデザインです。
奥には「ムーキー・ベッ」>の看板も設置されており、デザインは訪れるタイミングによって異なります。

まだ坂道に差しかかる手前ですが、ここから先はスタジアム本体へつながる上り坂が続きます。看板周辺は車の交通量も比較的少なく、安全に写真が撮れるため、ドジャース観戦の思い出作りにぴったりのスポットです。
坂道を5分ほど登って「サンセットゲートA」に到着。ここから球場の入場ゲートまでは、まだ5分〜10分ほど歩きます。

参考までに「UBER」で「ドジャースタジアム」に来る場合などは、この付近が降車場所になります。
今回の観戦チケットは3塁側のRESERVE(リザーブ)席。通常であれば、LEFT FIELD側にある「リザーブ専用ゲート」から入場するのが最もスムーズです。

ただ今回は、球場内にある人気のフォトスポット「ARフォトブース」に先に立ち寄りたかったため、あえて中央エリアのCENTER FIELDゲートから入場することにしました。
ドジャースタジアムには複数の入場ゲートが設けられていますが、どのゲートから入っても、スタジアム内部を移動して全ての座席エリアへアクセス可能です。初めて訪れる方でも迷わず移動できるよう、球場内には案内表示が至る所に設置されています。
こちらが実際のCENTER FIELDゲートの様子です。開場直前ですが、既に多くのファンが並び始めています。

ドジャースタジアムを含む一部のMLB球場では、GO-AHEAD ENTRY(顔認証入場システム)が導入されており、「CENTER FIELDゲート」にも専用レーンが設けられています。

顔認証レーンは、ゲートの右端または左端に配置されていることが多く、まだ利用者が少ないため、ほぼ並ばずに通過できるのが大きなメリットです。
この日も顔認証レーンには誰も並んでおらず、専用モニターに顔をかざすだけでチケットの認証が完了しました。登録済みのチケット枚数と顔写真がその場で表示され、スマホチケットの提示は一切不要です。

複数人で観戦する場合でも、チケットが1つのアカウントに紐づいていれば、代表者1人が顔認証を通過するだけで全員入場可能です。同行者はそのまま続いて通るだけで顔認証は不要です。
顔認証を抜けた先には、手荷物検査(セキュリティチェック)があります。係員によっては厳しくチェックされるため、持ち込みバッグのサイズ規定やクリアバッグルールは事前に確認しておくことをおすすめします。

荷物検査を通過すると、名選手ジャッキー・ロビンソンの銅像が現れます。CENTER FIELDゲートから入場した人を真っ先に迎えてくれる象徴的なスポットです。

さらにこの日は、入場時に配布グッズ(ハンカチタオル)が無料で配られていました。せっかくなので銅像の前に置いて撮影したところ、周囲の人たちも次々に真似して同じ構図で写真を撮っていました。
ARフォトブースに立ち寄るも大行列で即撤退!
球場内へ入ったら、まず向かったのは大人気の合成動画スポット「ARフォトブース」です。筆者は過去にも何度も体験していますが、撮影ルールや受け取り方法に変更がないか確認するため、訪れるたびに必ずチェックするようにしています。

ところがこの日は、開場直後にも関わらず既に長蛇の列。列は通路の外まで伸びており、待ち時間は30分以上確実という状況でした。

さすがに並ぶのは諦め、撮影ルールや案内が以前と変わっていないことだけ確認して、そのままチームストアへ向かうことにしました。
チームストアをチェック|現地グッズを写真付きで紹介
ドジャースタジアム内には複数のチームストアがありますが、この日は座席と同じRESERVE階(リザーブ階)にあるショップへ。開場直後にもかかわらず、すでに入場待ちの列ができていました。

どの店舗でも定番アイテムは一通り揃っており、品揃えの差はほとんどありません。そのため、座席から近い店舗や混雑が少ない店舗を選ぶのが効率的です。
この日はワールドシリーズ期間中ということもあり、店内は普段以上に混雑していました。

店内には、定番ユニフォームやキャップはもちろん、ディビジョンシリーズ優勝グッズやポストシーズン限定アイテムも多数並んでいました。

特に人気なのは、大谷翔平選手、ムーキーベッツ、そしてフレディ・フリーマンのユニフォーム。サイズ展開も豊富で、ほとんどのサイズが揃っています。

こちらは売れ筋の「大谷選手」定番ユニフォーム。

「大谷選手」に次いで「フリーマン」「ムーキーベッツ」「山本由伸選手」も多く並んでいますが、それ以外の選手ユニフォームはあまり見かけません。

こちらはワールドシリーズ優勝記念デザインのウールバナーとペナント。

歴代優勝年と球団ロゴがデザインされた定番人気グッズで、壁に飾ったり観戦部屋のインテリアにするファンも多いです。軽くて持ち帰りやすく、お土産にもおすすめ。
顔のクオリティはイマイチですが、大谷選手のボブルヘッドも根強い人気アイテムのひとつ。

昨年は「50-50達成」記念バージョンも販売されていました。
ディズニーとのコラボアイテムも一部並んでいましたが、あまり注目度は高くない印象です。

ちなみに「ウォルト・ディズニー」と当時のドジャースオーナー「ウォルター・オマリー」は旧知の仲で、ディズニー関連の商標を一部自由に使用できるといわれています。
定番のボールやユニフォーム、キャップ類は在庫も潤沢で、日本でも購入できる商品が多いです。

キャップはざっと見ても100種類以上あり、デザインの豊富さに驚かされます。


漢字ネーム入りのTシャツも販売されており、外国人ファンが着ているのを時々見かけます。

こちらは大谷選手のブランケット。観戦時の膝掛けとしても便利な実用派アイテムです。

ムーキーベッツバージョンも展開されていました。
そして、最初に目を引いたのがこちらの「大谷翔平選手 伝説の一日(2025年10月17日)」記念Tシャツです。

リーグチャンピオンシップシリーズ第4戦で、大谷選手は3本塁打・6回無失点・10奪三振という前人未到のパフォーマンスを披露。アメリカでも「MLB史上最高の一日」と称された伝説的試合を記念した1枚です。
店内を回っていると、ユニークなTシャツも発見。皆さん、このメッセージの意味がわかりますか?

この「PLAYOFF KIKE MODE ON」とは、キケ・ヘルナンデス選手がポストシーズンになると驚異的な活躍を見せる様子をユーモラスに表現したもの。彼は過去にも劇的なホームランや好守でファンを沸かせ、“プレーオフ男”として知られています。
こちらはフィリーズを破り、ディビジョンシリーズ制覇を記念して発売されたキャップとTシャツ。

ただ正直、デザインは少し凡庸で記念としては良いものの、身に着けたくなるほどではありませんでした。

続いて、ブルワーズとの激戦を制して掴んだナショナルリーグ優勝記念Tシャツ。

ポストシーズン関連グッズの中心は、このようなTシャツとキャップがほとんどを占めています。
こちらは2024年のワールドシリーズ優勝記念Tシャツの在庫品。

正直なところ、このデザインでは売れ残ってしまうのも納得です。
この日は購入には至りませんでしたが、翌日に訪れたハリウッドのチームストアで一目惚れしたMA-1(ボンバージャケット)を購入しました。

もしスタジアムでこのMA-1を着ている日本人を見かけたら、たぶん私です。「ブログ見ました!」と声をかけていただけたら嬉しいですが、別人の可能性もあるのでご了承ください。
球場内でマジック・ジョンソンに遭遇!
チームストアから座席エリアへ向かう途中で、思わぬビッグサプライズがありました。
なんと球場内の通路で、この日の始球式を務める予定だった元NBAスーパースター、マジック・ジョンソン氏に遭遇!

背番号はNBA現役時代と同じ「32」。ドジャースのユニフォーム姿で球場内を歩くその姿は、遠くからでもすぐに分かる圧倒的な存在感でした。
正面から現れた瞬間、周囲の空気が変わったのと、歓声で「マジック・ジョンソンだ!」とすぐに理解。興奮のあまり、正面からの写真は撮り損ねてしまいました。

実物を見た率直な感想は、「とにかくオーラがすごい」「想像以上に大きい」「ただ、姿勢がかなり前傾(笑)」でした。

その後、マジック氏はカメラクルーと共に、ファンの人だかりをスッと抜けて関係者専用エレベーターへ。

ご存じの方も多いと思いますが、マジック・ジョンソン氏は現在ロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーの一人です。NBAの伝説的選手というだけでなく、スポーツビジネス界でも大きな影響力を持つ人物で、球場に姿を現すとファンの注目が一気に集まります。
筆者はこれまでに、球場内で山本由伸選手、テオスカー・ヘルナンデス選手に遭遇しており、今回が通路で有名選手(&レジェンド)に出くわす3回目となりました。
試合開始前のドジャースタジアム|FOX中継とスカイライティング演出
「マジック・ジョンソン」との遭遇の興奮が冷めないまま、いよいよ座席に向かいプレーボールを待つ時間です。

この日の座席は、3塁側内野の3階席に位置するFIELDエリア。グラウンドには、ポストシーズン限定の「2025 WORLD SERIES」のロゴが芝生に描かれており、普段とは違う特別な雰囲気が漂っています。
三塁側ファールエリアには、FOX Sportsによる試合前の生放送セットが設置されており、MLBレジェンドの解説チームの姿も確認できました。

向かって右から順に、デレク・ジーター、デビッド・オルティス、アレックス・ロドリゲスの3名。いずれも殿堂入り、もしくは近い実績を持つスーパースターで、ワールドシリーズでは毎試合、フィールド上から試合前・試合後の分析を行っています。
物価高&円安の影響で、球場内ではコーラー1杯でも12.5ドル(約2,000円)という価格…。そのため今回は、日本出発前にコンビニで購入したおにぎり・菓子パン・ミネラルウォーターを持参しました。

ドジャースタジアムでは、透明なクリアバッグに収まる食品や飲料は持ち込み可能なので、節約したい方や食べ慣れた物を食べたい方は持参をおすすめします。
まずは入場時に配布されたハンカチタオルを座席に置いて記念撮影。

写真では球場が遠く感じますが、実際は裸眼でも十分プレーが見える距離感です。特に今回は大谷翔平選手の打席で表情が見える位置を優先して、あえて3塁側を選びました。
チケットは前述の通り「StubHub」で約15万円。それでもこの位置で15万円。

2階席(LOGE)になると25万円以上、バックネット裏の最前列(DUG OUT席)となると軽く100万円を超える価格帯でした。

頭上には、通常の試合ではなかなか見られないスカイライティング(飛行機雲による空文字)で「ABC7 @ LA」の文字が描かれていました。

これはロサンゼルスのローカルテレビ局「ABC7 Los Angeles(KABC-TV)」による宣伝演出で、ワールドシリーズや開幕戦など特別な試合でのみ実施される恒例イベントです。青空に浮かぶ白い文字がスタジアム全体の期待感を一層高めていました。
外野スタンドの電光掲示板にも、誇らしげに「World Series」の文字が輝いています。

ドジャースタジアム全体が、まるでお祭りのような雰囲気に包まれていました。
試合開始およそ30分前になると、ライト側外野エリアでブルージェイズの選手たちがウォーミングアップを開始。

中でも特に注目を集めていたのが、チームの主砲であるブラディミール・ゲレーロJr.。カメラマンが常に密着しています。

これだけレンズを向けられても、淡々とルーティンをこなしていました。
一方、レフト側ではこの日の先発、ブレーク・スネル投手が入念にウォーミングアップを行っていました。

ドジャース側でこのタイミングに調整していたのはスネル投手のみです。
そして試合開始10分前。両軍の選手たちがベンチ前に整列し、国歌斉唱の時間を迎えます。

スタジアム中の観客が総立ちとなり、一気に球場内のボルテージが最高潮に達しました。

国歌の最後の一節が響くと同時に、大歓声と拍手が湧き上がります。
ワールドシリーズ第5戦がプレーボール!大谷翔平選手の打席と試合展開
国歌斉唱が終わると、いよいよプレーボール間近。

守備についたドジャースナインが軽快な動きを見せます。

ショートのムーキーベッツとセカンドのトミー・エドマンが、息の合ったグラブさばきを披露していました。
そして17時10分、ついにワールドシリーズのプレーボールが鳴り響きました。

ところが、試合開始直後もスタンドのファンたちはまだお祭り気分で、試合そっちのけで記念撮影や談笑が飛び交います。

筆者は思わず「とりあえず一旦座って試合に集中しようよ〜」と心の中でツッコミを入れていましたが――。
その直後、ブルージェイズのシュナイダー選手が初球を完璧に捉え、まさかの先頭打者ホームラン。続くゲレーロJr.も2球目をレフトスタンドへ叩き込み、なんと2者連続ホームランという衝撃の展開に。
歓声に包まれていた球場が一瞬で静寂に包まれ、地元ファンの表情が固まるのが分かるほど。あまりの急展開に、筆者も写真を撮る余裕すらありませんでした。

そして、心の中で思わず「だから言ったじゃん、浮かれてるからだよ!」と地元ファンに八つ当たり。完全に理不尽ではありますが、それほどまでに衝撃的な幕開けでした。
1回裏、気を取り直して迎えた先頭打者はもちろん大谷翔平選手。

名前がアナウンスされると、スタジアム全体がどよめきと歓声に包まれ、一気にボルテージが上がります。
お馴染みの“バットを地面に軽く置く”ルーティンで立ち位置を確認する姿に、観客からもため息まじりの歓声。

前日はノーヒットに終わった大谷選手ですが、動きや表情からは調子の悪さは全く感じられず、この日は一発を期待するムード。

しかし、一打席目は呆気なくピッチャーゴロに倒れました。
試合は初回の2被弾で立ち上がりから完全にブルージェイズペース。嫌な流れのまま、あっという間に3回裏に突入します。

ここまでドジャース打線は、ブルージェイズ先発イェサベージ投手のキレのある速球と鋭い変化球に翻弄され、ノーヒットのまま。球場にも重い空気が流れ始めます。
そんな中、3回裏にマンシーが見逃し三振に倒れ、続いて登場したのはポストシーズンで異常な勝負強さを見せるキケ・ヘルナンデス。

スタジアムのボルテージが再び上昇。大谷選手の登場に次ぐ大歓声が響き渡ります。
そして、誰もが「ここで1点返したい」と願ったその瞬間――。4球目を完璧に捉えた打球がレフトスタンドへ一直線!

見事なソロホームランでスコアは「LAD 1 – 2 TOR」。
スタンドが一斉に総立ちとなり、沈んでいた球場が一気に熱気を取り戻しました。歓声と拍手の渦が、まるで試合の流れを引き寄せたかのように響き渡ります。
続く9番「コール」がセンターライナーに倒れ、二死となったところで再び大谷翔平選手が打席に登場。

先発のスネルの調子が今ひとつなだけに、ここで同点に追いつきたいという期待が高まりますが、結果は無情にも空振り三振。球場全体がため息に包まれ、再び静けさが戻りました。
結果的に、この試合でドジャースファンが最も盛り上がったのは、この3回裏のホームランシーンのみでした。続く回であっさり1点を追加され、試合の流れは再びブルージェイズ側に傾いていきます。

重苦しい展開の中、気分転換を兼ねてスタジアムのスイーツを購入。甘いものでも食べて気持ちを立て直します。

先発の「スネル」は6回途中で降板し2番手の「エドガルド・エンリケス」にスイッチ。

しかし、悪い流れは止められず「ワイルドピッチ」と「タイムリーヒット」で2失点。「LET'S GO DODGERS」の文字もどこか物悲しく見えます。

7回表終了時点で「5-1」と4点ビハインド、ドジャースはわずか2安打。
3番手「バンダ」登場。流れを変えてくれ!

と思ったのも束の間。簡単に追加点を許して、8回表終了時点で「LAD 1 – 6 TOR」とかなり厳しい状況。4点差であれば、スター揃いのドジャースなら奇跡の満塁ホームランも期待できますが。さすがに5点差は厳しいですね。
結局、この日は、ドジャース打線の主軸も完全に沈黙。「ムーキー・ベッツ」は4打数ノーヒット2三振に終わりました。

頼みの「フレディ・フリーマン」も4打数ノーヒット3三振と精彩を欠き、打線の柱が完全に封じ込められます。

「大谷翔平選手」も、三打席目のライトライナーや四打席目の一塁ゴロなど、内容は悪くなかったものの、結果は4打数ノーヒットに終わりました。

終わってみれば、ドジャースの得点はキケ・ヘルナンデスの本塁打による1点のみ。チーム全体でもわずか4安打と、完璧に抑え込まれた形の完敗でした。

試合時間はほぼ3時間ジャスト。ドジャースファンにとっては、まったく見せ場のない試合でした。
シリーズはこの時点でドジャースの2勝3敗。残りの第6戦・第7戦は敵地カナダ・トロントの本拠地「ロジャース・センター」。流れも勢いも完全にブルージェイズ側にあり、正直このままでは逆転優勝は厳しいだろうと感じていました。
▼試合終了後に帰路に着くドジャースファン

とはいえ、「このまま何もせずに帰国するのは悔しい」と考えた筆者。試合後ホテルへ戻ると、すぐにカナダ行きのフライトとチケットを調べ、第6戦・第7戦の現地観戦を本気で検討しました。
ところが、航空券・ホテル・チケット代をざっくり見積もると、合計で50万円超え。さすがに現実的ではないと判断し、カナダ遠征は断念。翌日は気持ちを切り替えてハリウッド観光を楽しむことにしました。

さて、その後のワールドシリーズの結果は皆さんご存じの通り、ドジャースが第6戦・第7戦を連勝し、見事ワールドシリーズ制覇! 筆者はロサンゼルスのホテルでその瞬間を見届けました。
現地スタジアムで観られなかったのは少し心残りでしたが、それでも忘れられない最高の瞬間でした。
ちなみに2024年は第6戦のチケットを持って現地に来たものの、第5戦で優勝が決まり、まさかの観戦機会を逃しました。来年こそは、ワールドシリーズ制覇の瞬間をスタジアムで見届けたいと思います。
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