2025年 ドジャー・スタジアム観戦ブログ③】バックネット裏から見る大谷翔平!|ジャパニーズ・ナイトも満喫

2025年4月26日〜28日のドジャース観戦旅行3日目(4月28日)は「バックネット裏」から観戦。
選手たちの表情やベンチの動き、打球の行方までもが手に取るように感じられる臨場感あふれるポジションから、グラウンド内のリアルな様子をじっくり観察できました。
この記事では、筆者の観戦体験をもとに、球場見学ツアーの詳細や、ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイトとして開催された特別イベント、そして試合終了後にゲートEから徒歩でホテルへ戻るルートや夜道の治安についても、実際の様子を交えて詳しくご紹介します。
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チャイナタウンのホテルからドジャースタジアムへ移動
この日の朝は、前日まで宿泊していた「ナイツ イン ロサンゼルス セントラル」をチェックアウトし、チャイナタウンにある「ベスト ウエスタン プラス ドラゴン ゲート イン」へ移動。ホテルには午前11時ごろに到着しました。
上と下の写真は実際に「Booking.com」で予約して宿泊したドラゴン ゲート インの外観とフロントです。ドジャースタジアム徒歩圏内ホテルの中でも、スタッフ(アメリカ人)がフレンドリーで優しく、チャイナタウンのホテルならではのユニークさもあり、おすすめできる一軒です。
チェックイン時刻にはまだ早かったのですが、なんとすぐに部屋へ通してもらえることに。
さらに「ドジャース観戦に行くの?」と聞かれ、「イエス」と答えると、ドジャー・スタジアムへの持ち込みが可能な規定サイズのクリアバッグをプレゼントしてくれました。
しかも中には、スナックとミネラルウォーター2本付き! 事前に他の宿泊者の口コミでこの情報を見かけていたので、少し期待はしていましたが、実際にいただけるとは思っていなかったので、とてもありがたかったです。
皆さんも「ベスト ウエスタン プラス ドラゴン ゲート イン」に宿泊の際は、ドジャースのユニフォームを来てチェックインすると、筆者の様にクリアバッグをプレゼントされる可能性が高まると思います。
ちなみに筆者はお礼に、日本から持参していた「ジャガポックル」と「東京ばな奈」を1袋ずつプレゼントしたところ、スタッフの方も大喜び。翌日にも声をかけられ、「東京ばな奈」の美味しさや、これまでに食べたことのないような食感に感動したと伝えてくれました。
なお、「ドラゴン ゲート イン」からドジャー・スタジアムまでは徒歩約20分ほどですが、この日は12時30分からスタジアムツアーに参加する予定だったため、集合場所である「トップデッキ」までは、旅の疲れやスケジュールを考慮してUberを利用しました。
実際、「ドラゴン ゲート イン」からスタジアムへ徒歩で向かう場合、最寄りは球場東側の「ダウンタウンゲートE」となります。通常の観戦であればこのルートで全く問題ないのですが、スタジアムツアーに参加する際は、反対側の「サンセットゲートA」からの入場が推奨されています。
という事でUberに乗車し、ドジャー・スタジアムの「サンセットゲートA」付近に到着。Uberでアクセス可能なのは、ゲートAすぐ近くの「Lot 1」もしくはその手前あたりまでです。
ここからは徒歩で「スタジアムツアーの集合場所」であるトップデッキへ向かいます。
ドジャースタジアム・エクスプレスは球場ゲート近くまでアクセスできるので便利ですが、試合開始2時間30分前からの運行になるため、球場見学ツアーに参加する場合は残念ながら利用できません。
試合前のスタジアムツアーに参加|テオスカー・ヘルナンデス選手に遭遇!
球場見学ツアーにはいくつかの種類がありますが、この日は日本語ガイドによる「スタジアムツアー」が実施されていたため、そちらに参加しました。この日本語ツアーは日本人観光客にも非常に人気があり、ほぼ毎日開催されています。
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スタジアムツアーの集合場所は、ドジャー・スタジアムのホーム側、高台にある「トップデッキゲート」前。
ツアーはこのトップデッキからスタートし、まずは絶景のスタジアムビューをバックに記念撮影と簡単な説明が行われました。
その後、約75分かけて以下のルートで場内をぐるっと巡っていきました。
TOP DECK(トップデッキ)
トロフィーギャラリー
ダグアウトクラブ
グラウンド入場(ダートエリアのみ)
ヴィン・スカリー・プレスボックス
展示ギャラリー
最初に案内されたのは「トロフィーギャラリー」。
「MVP」「ゴールデングラブ賞」など、数々の栄光のトロフィーがずらりと並んでおり、参加者のテンションも一気に上がります。
続いて「ダグアウトクラブ」を通り、ツアー最大の見どころ「グラウンドレベル」へ。
この日は運よく見学が許可され、ダートエリア(土の部分)のみ立ち入ることができました(芝部分には立入不可)。
選手目線でスタンドを見上げるこの瞬間は、普段の観客席からは味わえない特別な体験です。
その後は「ヴィン・スカリー・プレスボックス」、そして最終地点「展示ギャラリー」へと進みます。
ギャラリーでは、過去の選手のユニフォームやベンチ、ブルペンカートなども展示されていて、ドジャースという球団の重みと歴史をしっかり感じさせてくれます。
そして、展示ギャラリーの終盤で思いもよらぬハプニング。なんと「テオスカーヘルナンデス」選手がスタッフ数名を連れて目の前を通過し、そのままエレベーターへ。
あまりの出来事に驚き、写真には乗り込んだ後の姿しか残せませんでしたが、嬉しいサプライズでした。
こうして約75分のツアーを終えると、出発地点のトップデッキに戻って解散となりました。
ツアー終了後は場内に残れないため、いったんホテルへ戻ることに。行きはUberで来ましたが、帰りはスタジアムの坂を下って徒歩で「ベスト ウエスタン プラス ドラゴン ゲート イン」までのんびり歩いて戻りました。
球場から徒歩圏内のホテルに滞在していると本当にいろいろ便利です。
ヘリテージナイト開幕!|「JO1って誰やねん!?」からの世界的デザイナー・村上隆が始球式
この日のドジャー・スタジアムは特別イベント「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」の日。日本文化をテーマにした演出が球場全体を彩り、試合前から特別な雰囲気に包まれていました。
球場内では、開場後からJ-POPが次々と流れ、昭和歌謡の名曲「フライディ・チャイナタウン」や「悲しみがとまらない」といった懐かしいメロディが、西海岸のスタジアムに響き渡ります。
また、この日は「スペシャル チケットパッケージ」を購入した方限定で、ダルマがデザインされたユニフォームのプレゼントも実施されていました。
そんな中、センターフィールド奥の人工芝エリアでは「JO1(ジェイオーワン)」という男性グループによるライブパフォーマンスがスタート。
外野席の巨大ビジョンにもその様子が映し出されていましたが、正直、私はこの「JO1」というグループのことをこの日までまったく知りませんでした。
隣にいたアメリカ人のご婦人に「フェイマス・アーティスト?」と聞かれ、「I'm not familiar with them, and I don't think they're very well-known in Japan either.(私もよく知りません。日本でも有名ではないと思います。)」と答えるしかありませんでした。ファンの方いたらごめんなさい。
JO1のライブパフォーマンスが終わると、場内の視線は再びグラウンドに集中。するとそこに現れたのは、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションでも世界的に知られるアーティスト「村上隆」さん──なんと、この日の始球式に登場しました!
さすが世界的アーティストの登場とあって、スタジアム全体が一気に大きな歓声に包まれました。
始球式の前に選手全員がグラウンドに登場し国歌斉唱。17番大谷選手の姿もあります。
そしていよいよ始球式の時間に。キャッチャーを務めたのは、2025年からドジャースに加入した日本の至宝・佐々木朗希投手。
村上さんは見事なノーバウンド投球を披露! ボールは吸い込まれるように佐々木投手のミットへと収まり、スタジアム中が大きな拍手に包まれました。
なお、この日の会場では「村上隆 × ドジャース」コラボTシャツも販売されており、迷わずゲット!
ブラックも欲しかったのですが、残念ながらLサイズが売り切れ。ホワイトのLサイズはかろうじて残っていたので購入しましたが、少しシワシワ(笑)。アイロンかけないと!
バックネット裏で観戦!大活躍の大谷翔平選手
19時10分、ドジャース VS マーリンズ戦プレイボール!この日の先発は身長198 cmの「ダスティン・メイ」。
立っているだけで迫力と貫禄があります。とても大谷選手より年下には見えないです(笑)
筆者は3日連続でドジャース戦を観戦。前々日(26日)は外野席、前日(27日)は内野席、そしてこの日はバックネット裏からの観戦となりました。
座席は「FIELD」エリアの中でも、ホームベースの真後ろに位置する「セクション1」の「J(10列目)」。選手の表情や動きが間近に見える、比較的前方のプレミアムな位置です。
赤枠で囲った中の「1番」のエリアからの観戦です。
ちなみにこの座席は、リセールサイトのStubHubで約45,000円で購入しました。相場としては“安くも高くもない”といった印象ですが、公式サイトではなかなか入手が難しい人気エリアだと思います。
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カメラのズーム機能を使えば、三塁側のドジャースベンチの様子もよく見えました。
ベンチ内には「ミゲル・ロハス」「フレディ・フリーマン」「ロバーツ監督」らの姿も。
さて、先発のメイが初回を3者凡退に抑え、いよいよドジャースの攻撃へ。注目の大谷翔平選手が登場!
大谷選手は4球目を捉えてライト方向へ鋭いヒット!出塁後、すかさず盗塁を決め、ノーアウトでランナー二塁とします。
続く2番ムーキー・ベッツはセンターライナーで倒れましたが、フリーマンがタイムリーヒットを放ち、ドジャースが先制!
写真は凡退したムーキーベッツです。
守備につくベッツもご覧ください。最近は定位置となりつつあるショートで出場。
こちらは、この日、4回裏にツーランホームランを放った「テオスカー・ヘルナンデス」選手。スタンドを大きく沸かせる一打でした。
その後、試合は進み、延長10回裏。ドジャースは1点ビハインドで、ランナーは二塁・三塁。打席には大谷翔平選手を迎えるか!?という場面に。
「絶対に大谷に回るじゃん!」と、近くの日本人ファンも大盛り上がり。誰もがサヨナラ打を期待したその瞬間──
9番・エドマンがまさかの初球打ち!ライト前への2点タイムリーでドジャースが7-6でサヨナラ勝ち!(笑)
嬉しい展開ではありましたが、最後に大谷選手の打席を見たかった……というのが正直なところです。エドマン空気読めよ!
結局、この日の大谷翔平選手の成績は、2打数1安打・3四球。勝負を避けられるような場面も多く、客席からはマーリンズ側へのブーイングが飛ぶ一幕もありました。
観戦3日間を通じてホームランの瞬間を見ることはできませんでしたが、この日はバックネット裏から大谷選手のプレーを間近で楽しめました。
夜道は安全?ナイター終了後にホテルへ徒歩帰宅
この日の試合時間はおよそ3時間。ちょうど22時ごろにゲームセットとなりました。
試合後は徒歩で、チャイナタウンにあるホテル「ベスト ウエスタン プラス ドラゴン ゲート イン」へと向かいます。
今回は利用しませんでしたが、無料シャトル「ドジャーススタジアムエクスプレス(ユニオンステーション行き)」の乗り場には長蛇の列ができていました。
最短ルートで帰るため、球場の東側にある「ゲートE」からホテル方面へ歩き出します。
試合終了直後は、周囲の大通りも観戦客の流れがあるため、夜道でも不安を感じることはないと思います。
ゲートEを出て5分ほど歩いた地点でも、人の流れは絶えることなく続いていました。
写真左手に写るオレンジ色の車両は、試合終了後のシャトルバス「ドジャースタジアムエクスプレス」。私たち徒歩組を軽快に追い抜いていきました。
その後、徐々に観戦客の姿は少なくなっていきますが、明るい住宅街の大通りを通るルートのため、治安面で特に不安を感じることはありませんでした。
なお、筆者はこれまで何十回も試合終了後に夜道を歩いてホテルまで戻っていますが、経験が安全を保証してくれる訳ではないので、常に油断せず、早足で移動することを心がけています。
途中、写真のような金網付きの高架歩道橋を通過します。見た目は少し無骨ですが、安全対策もされており、地元の人や観戦客も多く通るルートなので安心です。
徒歩20分ほどでホテルに到着。下りと平坦な道だったので、歩いた時間ほどの距離は感じませんでした。
ロビーではMVPトリオのパネルが出迎えてくれます。記念に写真を撮っていたところ…
奥からスタッフの方が現れ、「撮りましょうか?」と声をかけてくれたので、お言葉に甘えて、1枚お願いしました。
この「ベスト ウエスタン プラス ドラゴン ゲート イン」への宿泊は、今回が初めてでしたが、部屋も綺麗、スタッフも優しい、立地・雰囲気ともに大満足でした。
筆者が実際に予約時に利用した「Booking.comのページ」も参考までに載せておきます。
▶︎ 2025年4月26日のドジャース観戦ブログ①はこちら「試合前の楽しみ方と外野席からの現地観戦レポ」
▶︎ 2025年4月27日のドジャース観戦ブログ②はこちら|「FIELD最前列で観戦!スイートエリア&スタジアムクラブの内部も紹介」
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