MLB 顔認証システム「GO-AHEAD ENTRY」を徹底解説【ドジャースタジアム観戦情報】

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ロサンゼルス・カリフォルニア MLB
顔認証システム「GO-AHEAD ENTRY」を徹底解説

本記事では「ドジャースタジアム」など、MLB球場の入場時に新たに導入された顔認証システム「GO-AHEAD ENTRY」について詳しく解説いたします。

顔認証システム「GO-AHEAD ENTRY」とは

顔認証システム「GO-AHEAD ENTRY」

「GO-AHEAD ENTRY」は、顔認証技術を導入した最新の入場システムです。

MLBの公式アプリ「MLB Ballpark」で事前に顔情報を登録することで、チケットを提示することなく、顔認証のみで「ドジャースタジアム」はもちろん、複数のMLB球団のスタジアムに入場する事ができます。

このシステムを利用する事で、当日はハンズフリーで迅速かつスムーズに入場できます。スマートフォンの電池切れでチケットを提示できないといった心配もありません。

また、家族や友人のチケットを一つの「MLB Ballpark」で管理する方などは、ご自身の顔認証登録のみを完了すれば、同行者の方の登録不要です。この場合、当日は顔認証登録者を先頭にして、同行者は後に続く形でスムーズに入場できます。

GO-AHEAD ENTRYの対応球場とゲート

「GO-AHEAD ENTRY」に、2025年4月時点で対応しているのは以下9球団(9スタジアム)のみです。

  • ドジャース
    (ドジャー・スタジアム)
  • レッズ
    (グレート・アメリカン・ボール・パーク)
  • アストロズ
    (ミニッツメイド・パーク)
  • ロイヤルズ
    (カウフマン・スタジアム)
  • ブルワーズ
    (アメリカン・ファミリー・フィールド)
  • ツインズ
    (ターゲット・フィールド)
  • フィリーズ
    (シチズンズ・バンク・パーク)
  • ジャイアンツ
    (オラクル・パーク)
  • ナショナルズ
    (ナショナルズ・パーク)

このうち多くの方が訪問するであろう「ドジャースタジアム」ですが、2025年時点で、顔認証システム「GO-AHEAD ENTRY」が利用できる入場ゲートは以下3箇所のみです。

  • Left Centerfield
    (レフト センターフィールド)
  • Right Field Reserve
    (ライトフィールド リザーブ)
  • Left Field Reserve
    (レフトフィールド リザーブ)

GO-AHEAD ENTRYの利用手順

GO-AHEAD ENTRYの利用手順は以下の3ステップです。既に「MLB Ballparkアプリ」でチケットを表示できている方は、数十秒以内に完了します。

  • ①「MLB Ballparkアプリをダウンロード」最新バージョンのMLB Ballparkアプリをダウンロードし、次の試合のチケットがアプリのアカウントに登録されていることを確認してください。

  • ②「Go-Ahead Entryに顔写真を登録」Go-Ahead Entryを利用するために、顔写真を登録します。登録は一度行えば、参加している全てのスタジアムで利用可能です。

  • ③「指定されたGo-Ahead Entryレーンへ移動」指定されたGo-Ahead Entryレーンに進み、スマホを取り出すことなくハンズフリーで入場できます。

上記3ステップを順番に解説していきます。

① MLB Ballparkアプリをダウンロード

MLB Ballparkアプリをダウンロード

「MLB Ballparkアプリ」をダウンロード後、アカウントを作成してログインします。

アカウント作成は「ドジャースの公式HP」「StubHub(日本語)」「viagogo(日本語)」などでチケット購入した際と同じ「メールアドレス」を登録してください。チケットはメールアドレスをキーとして自動で紐付けされます。詳細に関しては、以下の記事を参考にしてください。

また「GO-AHEAD」は最新版の「MLB Ballparkアプリ」でのみ利用可能なので、ダウンロード済みの方も最新版にアップロードしてください。

以下の様な形で「MLB Ballparkアプリ」上でチケット表示ができたら次は顔認証を行います。

ドジャース戦のEチケット(電子チケット)

②「Go-Ahead Entryに顔写真を登録」

「MLB Ballparkアプリ」にログインすると、トップ画面の上部付近に「Go-Ahead Entry」というブロックが表示されています。

「MLB Ballparkアプリ」トップ画面の上部付近「Go-Ahead Entry」をタップ

矢印付近をタップして顔認証に進みます。

画面下部付近のチェックボックス2箇所にチェックを入れて「Get Started」ボタンをタップします。

「MLB Ballparkアプリ」チェックボックス2箇所にチェックを入れて「Get Started」ボタンをタップ

未登録の方は「生年月日の登録」を求められるので「Enter DOB」をタップ。

「MLB Ballparkアプリ」「Enter DOB」をタップ

ご自身の生年月日を選択の上で「Update」ボタンをタップ。

生年月日を選択の上で「Update」ボタンをタップ

カメラへのアクセスを求めていますと表示されたら「許可」をタップし、次の画面で「Get Stared」ボタンをタップするとカメラが起動し、顔認証(顔登録)がスタートします。

「Get Stared」ボタンをタップするとカメラが起動し、顔認証(顔登録)がスタート

「顔認証」は一瞬で完了します。

「顔認証」の完了画面

「You're all set!」と表示されたら登録完了です。「Done」ボタンをタップして画面を閉じます。「顔認証の登録完了」まで不安になるぐらい早いですが、何回やり直しても、一瞬で完了するので問題ない様です。機能が優秀かつ正確って事だと思います。

③「指定されたGo-Ahead Entryレーンへ移動」

観戦当日「Go-Ahead Entry」を利用してスタジアム内に入場する方は手ぶらでOKです。

「ドジャースタジアム」であれば、以下の何れかのゲートより入場するだけです。

  • Left Centerfield
    (レフト センターフィールド)
  • Right Field Reserve
    (ライトフィールド リザーブ)
  • Left Field Reserve
    (レフトフィールド リザーブ)

ゲートに到着したら、指定されたGo-Ahead Entryレーンに進み、立ち止まらずに通過します。

Go-Ahead Entryレーンに進み、立ち止まらずに通過

Go-Aheadカメラによって自動的にスキャンされ、チケットが確認されて入場が許可されます。グループで入場する方は、代表者を先頭にして、同行者は後について行けばOKです。繰り返しますが、顔認証登録も代表者だけでOKです。ただし、代表者の顔登録したアプリに全員分のチケットがリンクされている事が前提となります。

「Go-Ahead Enter」の利用方法は以上です。ドジャースタジアム訪問時に「Go-Ahead Enter」対応ゲートが分からない方は、とりあえずチケットに記載されているゲートに向かってください。

Go-Aheadカメラのゲートとスタッフ

スタジアムの外周に沿っていけば、上画像の「Go-Aheadカメラ」があるゲートが見つかるはずです。

現状、「Go-Ahead Enter」の利用メリットはチケットを提示する必要がないというだけで、大人数や子連れで訪問する方以外は、そこまで劇的なメリットはありません。むしろ運営側の負担軽減を目的に導入されたシステムだと思います。

とりあえず、当サイトとしては、一応「Go-Ahead Enter」で顔認証登録も行い、「MLB Ballparkアプリ」上でもチケット提示できる状態で訪問する感じです。当日は顔認証ゲートの利用には固執せず、アクセスの良いゲートから入場するという考え方です。基本的に「Go-Ahead Enter」を利用した入場にこだわる必要は全くないと思いますが、認証対応ゲートだけが空いている状況もあると思います。そんな時は利用価値が大きいと思います。

2025年4月末にドジャースタジアム訪問予定ですので、訪問後に更に詳しい情報をお届けします。

5月以降の訪問で、ドジャースタジアム訪問に不安のある方は、可能な限り検証しますので、上記のいずれかの記事にあったコメント欄より、質問をお寄せください。全ての質問への回答は保証できませんが、可能な限り現地で調査してきます。

この記事への質問と回答一覧

  1. Ake より:

    いつも詳しく有益な情報ありがとうございます。
    5月に3試合、連日観戦予定なのですが、一度顔認証登録をしておけば大丈夫ということですね。
    あとは勝手にその日毎のチケットと照らし合わせてくれて入場できるという理解で正しいでしょうか?

    • Amazing-TRIP 管理者 より:

      はい、その認識で相違ございません。
      認証は登録アカウントに紐づきますので、公式アプリ上で表示できるチケットでの入場には全て顔認証が紐づきます。

      これはドジャースタジアムのみならず、対象球団全てに適応されます。

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