ザ ムリアのアフタヌーンティー体験記 – メニューとラウンジを写真付きで紹介【バリ島】
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本記事では、バリ島唯一の6つ星ホテル「ザ ムリア」のアフタヌーンティーの様子を豊富な写真と共に紹介します。アフタヌーンティーの利用方法はもちろん、メニュー内容からライブキッチンの様子まで、余す事なくご紹介します。
アフタヌーンティーの基本情報と利用方法
バリ島唯一の6つ星ホテル「ムリア」の敷地内には、以下3つの宿泊施設があります。
- ザ・ムリア
- ムリアヴィラズ
- ムリアリゾート
このうち「ザ・ムリア」と「ムリアヴィラズ」に宿泊の方は、毎日無料で一人一回だけ豪華なアフタヌーンティーを楽しむ事ができます。アフタヌーンティーの基本情報や内容は以下の通りです。
開催時間 | 午後4時〜午後6時(毎日) |
---|---|
会場 |
|
対象 | ザ・ムリア、ムリア・ヴィラズのいずれかに宿泊の方(1日1回) |
料金 | 宿泊者向けのサービスとして無料提供 |
内容 | いずれかのセットを選択
|
ドリンク | 飲み放題(アルコール飲料、ソフトドリンク、ティー、コーヒーなど) |
予約 | 不要 |
公式サイト | The Mulia Official Site |
アフタヌーンティーの利用方法
アフターヌーンティーへの参加予約は不要です。「ザ・ムリア」と「ムリアヴィラズ」に宿泊の方は、会場(ラウンジ)に直接足を運んで、部屋番号を伝えれば、座席に案内してもらえます。
アフタヌーンティーで利用できる2つのラウンジを紹介
アフターヌーンティーのラウンジは以下2択です。毎日一度だけ、いずれかを選んで利用できます。
- THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)
- LIVING ROOM(リビングルーム)
まずは「ザ・ラウンジ」からご紹介します。
THE LOUNGE(ザ・ラウンジ)
「ザ ラウンジ」は、高級宿泊棟「ザ ムリア」に隣接するカフェスタイルのラウンジです。高級さと居心地の良さがコンセプトになっています。
大理石の床と柱、高い天井の開放感などは写真ではとても伝えきれません。
テラス席に座れば「ムリア」の象徴とも言えるインフィニティプールが目の前です。
奥にはインド洋も広がっています。
次で紹介する「LIVING ROOM(リビングルーム)」よりも、こちらの会場の方が人気なので、どちらかを選ぶなら、この「ザ・ラウンジ」一択です。
混雑時は席に案内されるまで多少待つこともあるので、できればスタート時間の午後4時に合わせて訪問するのがお勧めです。
LIVING ROOM(リビングルーム)
敷地内の高級リゾートエリア「ムリアヴィラ」にあるアフタヌーンティー会場「リビングルーム」は、前の「ザ・ラウンジ」と比べると、どこか落ち着いた雰囲気があります。
「リビングルーム」は、敷地内の高台に位置しています。屋外席からはプール越しにインド洋を眺めながら食事を楽しめます。
「ザ・ラウンジ」よりも利用者は少なく、テーブル間のスペースが広めに取られています。
「ザ・ラウンジ」と比べると、少し寂しい感じもしますが、ゆったりとアフタヌーティーを楽しみたい方にお勧めです。提供されるアフターヌーンティーや軽食の内容は2会場で全く同じとの事ですが、若干こちらの方が種類が少ない気がしました。
下写真はテラス席です。オープンと同時に訪問したので貸切状態でした。
前回『ムリア』に4泊しましたが、アフタヌーンティーは『リビングルーム』で1回、『ザ・ラウンジ』で3回楽しみました。『ザ・ラウンジ』の方が活気があり、より気分が高まる印象でした。
アフタヌーンティーのスイーツ・フード・ドリンクを紹介
最初にご紹介した様に「ムリア」のアフタヌーンティーセットには以下の2種類があります。
- クラシック(英国式)
- アジアンスタイル
最初にどちらのアフタヌーティーにするかを聞かれるので、お好きな方をスタッフに伝えてください。ただし、2名で1セットとなっているので、同日に「クラシック」と「アジアン」の両方を注文する事はできません。
それでは、まず「クラシック」のアフタヌーンティーからご紹介します。結論から言えば、こちらの方がお勧めです。
クラシックのアフタヌーンティーセット
クラシックのセット内容は「マカロン」「チョコレート」「ケーキ」「マドレーヌ」「スコーン」など、正に王道スイーツの宝石箱です。おおよそですが、スイーツ系は7割ぐらいで、3割ほどしょっぱい系もお皿に乗っています。スイーツは結構甘めなので、もれなくしょっぱい系が食べたくなると思います。
こちらがセットの最上段です。
向かって一番右はチーズケーキです。
続いて2段目です。
最後に最下段。こちらは軽食系です。
セット内容は時期によって変更になると思いますが、メニューに記載されているクラシックの内容を翻訳すると以下の通りです。
クラシックアフタヌーンティーセット内容
スイーツ
- チョコレートムース(グラス入り)
- チョコレートブラウニー
- オペラケーキ
- チョコレートファッジ
- エキゾチックチーズケーキ
- アップルクランブル
- マカロン(ストロベリー)
- クランベリーチーズバン
- スコーン
軽食(しょっぱい系)
- 卵サラダのソフトロール(アヴルガキャビアとチャイブ付き)
- プロシュート メローネ
パルマハムとメロン、バルサミコクリーム添え - タイガープラウンとマンゴーサラダ(アヴォワールスタイル)
- スモークサーモン(ディルクリームフレーシュ付き)
- カレー風味のチキンサラダ(パプリカ入りブリオッシュで)
- レモンクリーム付きのキュウリのプロフィトロールロゼット
以上のメニューは、「アフタヌーンティーセット」で提供される内容です。これ以外にも、後ほどご紹介する「ビュッフェ形式の軽食とスイーツ」と「ライブキッチンのスイーツ」が食べ放題です。
アジアンスタイルのアフタヌーンティーセット
アジアンスタイルのセットは「ココナッツサゴ」「バナナスプリングロール」「クエラピスレギット(中段右下)など、いくつかは聞き覚えのない「インドネシアンスタイル」のスイーツと軽食を提供しています。クラシックセットと同様に、最下段は軽食(しょっぱい系)が並んでいます。
こちらがセットの最上段です。
ココナッツサゴ(グラス入り)、チーズケーキムース、抹茶アーモンドケーキなどが並んでいます。
続いて2段目です。
中央は「ケタンウニ」と呼ばれるスイーツです。もち米を使い、ココナッツフレークがトッピングされています。赤色は「ミソチュウクパフ」というスイーツだそうです。
最後に最下段。こちらは軽食系です。
左手前の白い丸いパンは「トウフトゥレット」、中央の揚げ物は「チキンリゾレス」という食べ物で、スパイシー(チリ付き)さが特徴です。
セット内容は時期によって変更になると思いますが、メニューに記載されているアジアンスタイルの内容を翻訳すると以下の通りです。
アジアン アフタヌーンティーセット内容
スイーツ
- ココナッツサゴ(グラス入り)
- チーズケーキブラウニー
- クエラピスレギット
- ミソチュウクパフ
- 抹茶アーモンドケーキ
- 蒸しカサバ(オングルオン付き)
- チーズケーキムース
- ケタンウニ
- バナナスプリングロール
- タピオカゴレン
軽食(しょっぱい系)
- チキンリゾレス
- トウフトゥレット
- ガーリックアイオリ付きひよこ豆クラッカー
- バリ風ビタークレン
- テンペアヤム
- ジャバニーズ ブンブ
- 黄金のお団子
ウェルカムドリンクとオーダードリンク(飲み放題)
アフヌーンティーセットを選ぶと同時ぐらいに、必ずスタッフがウェルカムドリンクを提供しにやってきます。
ウェルカムドリンクは「アルコール」か「ソフトドリンク(果汁100%)」かの2択です。毎回ウェルカムのアルコールは一種類でしたが、ソフトドリンクは、上のキュウイジュースの他に、スイカジュースも提供されていました。
ドリンクは、メニューから自由にオーダーできますが、このウェルカムドリンクのクオリティの高さは半端なかったです。濃厚でジューシー、満足感がすごい!果汁がぎゅっと詰まった贅沢な味わい!まるでフルーツをそのまま飲んでいる感覚!など賞賛の言葉が尽きません。
ドリンクは、随時スタッフが提供しにくるウェルカムドリンク(もはやウェルカムではないドリンク)を何度飲んでもいいですし、テーブルメニューからコーヒーやティー、ビール、カクテルなどを注文してもOKです。正に南国パラダイスです。
以下は、全てのアフタヌーンティーで共通のドリンクメニューです。
アフタヌーンティー ドリンク(飲み放題)の共通メニュー
カクテル
- モヒート: ラム、ミントの葉、ライム、ソーダ水
- カイピリッシマ: ラム、ライム、ホワイトシュガーまたはブラウンシュガー
- マイタイ: ラム、オレンジジュース、パイナップルジュース、オルジェット
- コスモポリタン: ウォッカ、トリプルセック、ライムジュース、クランベリージュース
- カイピロスカ: ウォッカ、ライム、ホワイトシュガーまたはブラウンシュガー
- ライチマティーニ: ウォッカ、ライチ、マリーリキュール
- マルガリータ: テキーラ、トリプルセック、ライム
- ドライマティーニ: ウォッカまたはジン、ドライベルモット、オリーブまたはツイストレモン
- ロングアイランドアイスティー: ウォッカ、ラム、テキーラ、ジン、トリプルセック、スプラッシュコーラ、レモン
その他 アルコール飲料
ジン、ウォッカム、テキーラ、スコッチウィスキー、ビール、ワイン(白ワイン)
ソフトドリンク
コーラ、スプライト、ゼロコーラ、ソーダ水、トニックウォーター、ジンジャーエール、ムリアウォーター、オレンジ、マンゴー、アップル、パイナップル、ストロベリー、グァバ、バージンストロベリーモヒート、ザクロジュース、Mulia Delight
ホットドリンク
ティーまたはコーヒー
カプチーノなどは記載されていませんが、普通にオーダーできました。
フードとライブキッチン
アフタヌーンティーの時間中は、セット内容以外にもビュッフェ形式で自由に軽食を頂く事ができるほか、日替わりのライブキッチンでスイーツも提供されています。
ビュッフェ内容は、パン、サンドイッチなどの軽食から、生ハム、ナッツ、チーズなどのお酒のつまみからスイーツまで豊富に揃っています。
こちらはテラス席近くに設置された「ライブキッチン」です。
前回のライブキッチンではアイスを乗せたワッフルが提供されていました。
こちらは別日に提供されていたインドネシアの有名菓子「マルタバック・マニス(Martabak Manis)」です。
基本甘々です。
こちらはクリームベースの具材が乗った「ブルスケッタ(Bruschetta)」です。
ビュッフェ形式のフードは随時補給されます。
基本的にアフタヌーンティーだけでお腹がいっぱいになるので、ディナー時間にお腹が空かない事が唯一のデメリットです(笑)
とは言え、この極上のひと時を堪能しない手はないのでムリアに宿泊するなら「アフタヌーンティー」が料金にインクルードされた「ザ・ムリア 」か「ムリアヴィラズ」が絶対にお勧めです。
宿泊費が一番安いのは「ムリアリゾート」ですが、アフタヌーンティーは含まれません。
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