オーラ・アンヴァリッド体験ブログ|パリの没入型プロジェクションマッピングを写真付きレビュー
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パリ
パリのアンヴァリッドでは、ナポレオン1世の墓があるドーム教会を舞台に、夜限定の没入型サウンド&ライトショー「オーラ・アンヴァリッド(AURA INVALIDES)」が開催されています。
筆者は実際にチケットを購入し、約50分間のプロジェクションマッピングを鑑賞しました。本記事では、開催時間や料金、チケットの購入方法、入口と当日の流れ、ショーの様子や感想を写真付きで詳しく紹介します。
オーラ・アンヴァリッド(AURA INVALIDES)とは?

「オーラ・アンヴァリッド(AURA INVALIDES)」は、カナダ・モントリオールのノートルダム大聖堂で開催されている「AURA」シリーズを手掛けたマルチメディア制作スタジオ「Moment Factory」による没入型サウンド&ライトショーです。
アンヴァリッドの「ドーム教会(ナポレオン1世の墓)」を舞台に夜間限定で開催されています。
高さ約90mのドーム教会の内部に、プロジェクションマッピングや照明、オーケストラ音楽を組み合わせた演出が広がります。所要時間は約50分で、昼間の通常見学とはまったく異なる幻想的なアンヴァリッドを体験できます。

ショーでは、柱やアーチ、天井画、ナポレオン1世の墓など、歴史ある建築そのものを生かした映像演出が次々と展開されます。光・音・建築が一体となった芸術作品を鑑賞する夜間限定の特別プログラムです。
オーラ・アンヴァリッドの見学情報(開催時間・料金・所要時間)

オーラ・アンヴァリッドの開催日時やチケット料金、所要時間、当日の注意点などは、以下の表をご覧ください。
| 開催日時 |
開催日・開始時刻は日によって異なります。 月によって10〜30日程度開催されますが、休演日が不規則に設定されています。 |
|---|---|
| 休演日 | 不定休 曜日による固定休ではありません。公式予約カレンダーで希望日の開催有無を確認してください。 |
| チケット料金 |
年齢別の割引チケットを利用する場合は、パスポートなどの年齢確認書類が必要です。 料金は予約時期や販売条件によって変更される可能性があります。 |
| 予約方法 | オンラインでの事前予約が必須 会場ではチケットを購入できません。必ず事前にオンラインで予約してください。 チケットはスマートフォンでの提示に対応しています。 |
| 所要時間 |
到着から終了までは、合計約1時間10分を見込んでおくと安心です。 |
| 到着時間 | 開始時刻の20分前まで 入場前にチケット確認と手荷物検査が行われます。 ショー開始後は入場できないため、遅刻には十分注意してください。 |
| 会場 | アンヴァリッドのドーム教会 ナポレオン1世の墓がある「ドーム教会」の内部で開催されます。 軍事博物館やサン・ルイ教会を巡る通常のアンヴァリッド見学とは別の夜間プログラムです。 |
| 入口 | ヴォーバン広場側入口のみ 2 Place Vauban, 75007 Paris 夜間は北側の入口から入場できません。チケットに記載された集合場所を必ず確認してください。 |
| ショーの内容 |
|
| 鑑賞方法 | 立ったまま館内を移動して鑑賞 座席はなく、ドーム教会内を歩きながら楽しむ形式です。 |
| 言語 | 言語に関係なく鑑賞可能 会話やナレーションを理解して物語を追うタイプのショーではないため、フランス語や英語が分からなくても問題ありません。 |
| 年齢制限 | 明確な年齢制限はありませんが、5歳未満の子供には推奨されていません。 大きな音や点滅する照明演出が含まれます。小さな子供を同伴する場合は、イヤーマフなどの防音対策が推奨されています。 |
| 持ち込み制限 |
館内にクロークはありません。大きな荷物を持った状態では来場しないようにしてください。 |
| 館内設備・注意点 |
|
| 公式サイト | AURA INVALIDES 公式サイト |
オーラ・アンヴァリッドは毎日開催されているわけではなく、開催日や開始時刻は時期によって異なります。月によって開催日数に差があり、1日1回のみの日もあれば、最大3回開催される日もあります。
曜日ごとの固定スケジュールではないため、旅行日程が決まったら、公式予約ページのカレンダーで希望日の開催有無と開始時刻を確認してください。
当日は、予約した開始時刻の20分前を目安に、南側の「ヴォーバン広場側入口」へ到着してください。入場前にはチケット確認や手荷物検査が行われるため、開始時刻の直前に到着すると入場できない可能性があります。
なお、約50分間のショーは座席に座って鑑賞する形式ではありません。ドーム教会と周囲の礼拝堂を歩いて巡りながら、立った状態で光と音の演出を鑑賞します。
会場内にはトイレやクロークがないため、トイレは入場前に済ませ、スーツケースやベビーカーなどの大きな荷物は持参しないようにしてください。
オーラ・アンヴァリッドのチケット購入方法

オーラ・アンヴァリッドのチケットは、公式サイトまたは日本語に対応した予約サイト「GetYourGuide」「Tiqets」から事前に購入できます。会場では当日券を販売していないため、訪問前にオンラインでチケットを購入しておく必要があります。
GetYourGuideとTiqetsの通常料金は、基本的に公式サイトと同額です。
オーラ・アンヴァリッドのチケット購入先
なお、「Tiqets」で当サイト限定のクーポンコード「AMAZINGT5」を利用すると、通常料金から「5%割引」で購入できます。
クーポンコードは、当記事内のリンクからTiqetsにアクセスした場合のみ利用できます。
公式サイトでは、予約カレンダーから訪問日と開始時刻を選択し、年齢区分ごとにチケットの枚数を指定して購入します。販売元から直接購入できる安心感はありますが、予約ページは英語またはフランス語表記です。
一方、「GetYourGuide」と「Tiqets」は日本語に対応しており、予約内容や当日の集合場所、注意事項などを日本語で確認できます。さらに、GetYourGuideは開始24時間前まで、Tiqetsは前日の23時59分まで無料でキャンセルできるため、予定が変わる可能性がある場合にも利用しやすいです。
筆者は、訪問日と開始時刻を選択したうえで「GetYourGuide」からチケットを購入しました。

購入完了後は、スマートフォン上ですぐにEチケットを表示でき、当日も入口で画面を提示してQRコードをスキャンするだけで入場できるのでスムーズです。
「Tiqets」で購入した場合も、スマートフォンでEチケットを提示して入場できます。使い勝手に大きな違いはないため、日本語で購入したい場合はどちらを選んでも問題ありませんが、料金を重視する場合はTiqetsの方がお得です。
いずれのサイトから購入する場合も、訪問日だけでなく、指定された開始時刻を選択して予約します。キャンセル条件は変更される場合があるため、購入時に各販売ページの最新条件を確認してください。
なお、ここでご案内しているのは、夜間に開催される「オーラ・アンヴァリッド」専用のチケットです。日中にナポレオン1世の墓や軍事博物館を見学する通常チケットとは異なり、公式サイト・GetYourGuide・Tiqetsのいずれも販売ページが分かれています。
日中のアンヴァリッド見学に必要なチケット料金や予約方法、当日の入場手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
オーラ・アンヴァリッドの入口と入場までの流れ
「オーラ・アンヴァリッド(AURA INVALIDES)」は、ナポレオン1世の墓がある「ドーム教会」の内部で開催されます。

夜間の入口は「ヴォーバン広場側(南側)」のみです。日中のアンヴァリッド見学で利用する「グルネル通り側(北側)」からは入場できないため、訪問前に入口を確認しておきましょう。
この日の開演は午後8時20分でしたが、筆者は案内どおり20分前の午後8時ごろに到着しました。

ライトアップされたドーム教会は昼間とはまったく違う雰囲気で、ショーへの期待感が高まります。

訪問日はあいにくの雨でしたが、すでに多くの方が入口前のレーンに並んでおり、若干の行列ができていました。

入口前のレーンは2つに分かれていましたが「どちらのレーンでも利用できます」と案内がありました。

なお、チケットは全員事前購入が前提となるため、当日券の販売はありません。
午後8時10分、開演の10分前に開場し、列が動き始めました。まずは、レーン奥の白いテントでチケット確認と簡易的な荷物検査があります。

荷物検査を通過したら、奥に見える「ドーム教会」に向かって歩いていきます。

ドーム教会に入ったら、スタッフにチケットを提示(スキャン)し、見学エリアへ進みます。

見学エリアに入ったら、まずは円形の吹き抜け周辺で鑑賞場所を確保します。

ショーは、この円形の吹き抜けの真上に広がるドーム天井へプロジェクションマッピングが映し出されます。そのため、吹き抜け沿いの最前列や、天井を見上げやすい位置は開演前から埋まりやすいです。

筆者が入場した時点でも、吹き抜け沿いの最前列にはすでに多くの方が集まっていました。見やすい位置で鑑賞したい場合は、開場後すぐに円形エリアへ向かうのがおすすめです。
上映前に視線を上へ向けると、ドーム天井はすでに色鮮やかにライトアップされていました。

こちらは、見学エリアから入口方向を振り返った景観です。入口付近には「AURA INVALIDES」の案内映像が投影され、上映開始を待つ来場者が館内へ入ってきます。

筆者が購入したチケットには「午後8時20分」と記載されていましたが、実際にプロジェクションマッピングが始まったのは午後8時40分ごろでした。午後8時35分の時点でも数人の来場者が入場していましたが、円形の吹き抜け沿いにある最前列はすでにほぼ埋まっていました。

筆者の訪問時は、「午後8時20分」の予約枠に対して、午後8時10分ごろに入場が始まり、午後8時40分ごろに上映がスタートしました。
ただし、当日の進行状況によって入場・上映時刻が前後する可能性があります。前方で鑑賞したい場合や、落ち着いて場所を選びたい場合は、公式案内どおり予約時刻の20分前までに入口へ到着しておくのがおすすめです。
オーラ・アンヴァリッドのプロジェクションマッピングを体験
筆者が参加した際のオーラ・アンヴァリッドは、約10分間のオープニング映像、約10分間の自由見学、約20分間のメインプログラムという流れで進行しました。
最初から最後まで同じ場所で映像を鑑賞するのではなく、途中でライトアップされたドーム教会内を自由に巡る時間が設けられています。以下より、当日の様子を3つのパートに分けて写真付きで紹介します。
オープニング映像|ドーム天井を包む光と音の演出
午後8時40分ごろ、館内全体がブルーの光に包まれ、プロジェクションマッピングショー「オーラ・アンヴァリッド」がスタートしました。

ショーが始まると、柱や壁面だけでなく、高さ約90mのドーム天井全体にも映像が投影されます。

建築の曲線や装飾を生かしたダイナミックな演出に加え、オーケストラ音楽が館内全体に響き渡り、幻想的な空間へと一変しました。
プロジェクションマッピングは、青や金色などさまざまな色彩へと次々に変化し、天井画や柱、ドームの装飾と一体になった演出が続きます。

歴史的建築そのものを巨大なスクリーンとして活用しているため、通常見学では味わえない迫力を楽しめました。
午後8時50分ごろになると、映像がいったん終了し、館内の照明が落ち着いた状態へ戻りました。

一瞬、「これで終了なのかな」と思いましたが、ここから約10分間の自由見学へ移ります。
自由見学|ライトアップされた礼拝堂とモニュメント
オープニング映像が終わると、ライトアップされたドーム教会内を自由に移動し、天井画や柱、周囲の礼拝堂などを見学できます。

自由見学の時間には、ドーム教会内に配置された墓所や記念碑を、光に包まれた状態で間近に見学できます。

白や金色の装飾が照明によって浮かび上がり、日中よりも陰影が強く、荘厳で幻想的な雰囲気に包まれていました。ショーの映像だけでなく、ドーム教会にもともとある建築やモニュメントを、普段とは異なる見え方で鑑賞できるのも魅力です。
こちらは、青い光が差し込む祭壇周辺の景観です。

祭壇や十字架、周囲の彫刻に光が重なり、通常の館内照明とはまったく異なる印象です。自由見学の時間は、気になる場所へ移動しながら写真を撮影できます。
ただし、メインプログラムを前方で鑑賞したい場合は、自由見学を少し早めに切り上げ、中央の円形エリアへ戻っておくのがおすすめです。
メインプログラム「MÉMOIRE」|映像と建築が融合する約20分間
自由見学の時間が終わると、再び中央の円形エリアに来場者が集まり、メインプログラムの開始を待ちます。

自由見学中に一度その場を離れるため、オープニング映像の鑑賞位置は実質的にリセットされます。筆者は少し早めに中央エリアへ戻ったため、再び吹き抜け沿いの最前列を確保できました。
メイン映像を前方で鑑賞したい場合は、自由見学を少し早めに切り上げ、中央の円形エリアへ戻っておくのがおすすめです。
午後9時ごろ、この日のメインプログラム「MÉMOIRE(メモワール)」が始まりました。

紫色の光に包まれた館内に、人物をかたどった映像や無数の光の粒が浮かび上がります。オープニングよりも映像の密度が高く、開始直後から幻想的な世界へ引き込まれました。
続いて、柱やアーチを縁取るようにオレンジや青の光が走り、歴史ある建築が鮮やかに表情を変えていきます。

映像は建物の形状に合わせて緻密に投影され、円柱や壁面がまるで自ら発光しているかのように見えました。
やがて、青と金色の光が渦を巻くように交差し、空間全体に大きなうねりが生まれます。

映像が柱の間を駆け抜け、中央へ吸い込まれていくような演出は、静止画以上に迫力がありました。
次の場面では、無数の光の粒が壁面や柱を埋め尽くします。

まるで細かな宝石を散りばめたように、建築装飾の一つひとつがきらめき、館内全体が華やかな光に包まれました。
映像は目まぐるしく展開し、今度は青い空や雲を思わせる風景が壁面いっぱいに広がります。

重厚な石造建築の内部に開放的な空が出現したようで、ドーム教会そのものが別世界へ変わったように感じられました。
さらに、青・黄・赤の光が柔らかく混ざり合い、オーロラのように柱や壁面を流れていきます。

色彩が絶え間なく変化する一方で、建物本来の彫刻や天井画も浮かび上がり、歴史的な装飾とデジタル映像が美しく重なります。
演出は壁面だけにとどまらず、頭上のドーム天井へも大きく広がります。

視界いっぱいに青い光が広がり、天井画と映像の境界が分からなくなるほど。まるで異空間へ吸い込まれていくような、神秘的な光景でした。
終盤になると、青く冷たい光と、燃え上がるようなオレンジ色の映像が同時に現れます。

炎と氷がぶつかり合うような強い色彩の対比により、ショーは一気にクライマックスへと向かっていきました。
フィナーレでは、ドーム天井から柱、アーチ、壁面までが一体となり、青と金色を中心とした壮大な映像に包まれます。

頭上の天井画と正面の建築装飾が一つの巨大な作品としてつながり、約20分間にわたるメインプログラムを締めくくるにふさわしい、スケール感のあるフィナーレでした。
オーラ・アンヴァリッドの感想|実際に鑑賞して分かった魅力と注意点

実際に鑑賞してみて、オーラ・アンヴァリッドは、パリの歴史的建築と現代的な映像技術を同時に楽しめる、非常に印象的な夜間体験だと感じました。
約40〜50分間のショーに対して、大人料金は28ユーロと決して安くはありません。それでも、ナポレオン1世の墓があるドーム教会で、光・映像・オーケストラ音楽に包まれる体験はほかでは味わいにくく、筆者は足を運んで良かったと感じました。
演出は、明確な物語や会話を追うタイプではありません。「創造」「集合的記憶」「普遍的な高揚」というテーマをもとに、映像・音楽・建築が一体となった作品を感覚的に味わう内容です。そのため、フランス語や英語が分からなくても問題なく楽しめます。
筆者の訪問時は、約10分間のオープニング映像、約10分間の自由見学、約20分間のメイン映像という流れで進みました。最初から最後まで同じ場所で映像を見るのではなく、途中でライトアップされた礼拝堂やモニュメントを自由に見学できるため、短い時間ながら変化に富んでいます。
筆者は同じ日の昼間にもアンヴァリッドを訪問していたため、日中と夜の違いをより明確に感じられました。昼間はナポレオン1世の墓や軍事博物館を通して歴史を学び、夜は同じ建物を光と音の芸術作品として体験できます。時間に余裕がある方は、昼と夜の両方を見学するのもおすすめです。
また、日中の観光施設が閉館した後に参加できるため、限られたパリ滞在中の夜を有効に使える点も大きな魅力です。照明とオーケストラ音楽がつくり出す雰囲気はロマンチックで、カップルや新婚旅行で訪れる方にも向いています。
筆者の訪問時、日本人と思われる参加者はほとんど見かけませんでした。海外からの観光客には知られている一方で、日本語ではまだ情報が少なく、定番の夜景観賞やセーヌ川クルーズとは異なる時間を過ごしたい方におすすめできる、パリの穴場的な没入型ナイトスポットだと思います。
以前、筆者が参加を検討した際は、前日の時点ですべての時間枠が売り切れていましたが、現在は訪問前日でも空席が残っている日があります。今回は前日に「GetYourGuideの販売ページ」からチケットを購入して参加しました。
空席があれば、現地の天候や当日の予定を見ながら前日に予約するのも選択肢です。ただし、会場で当日券は購入できないため、参加する場合は必ず事前にオンラインでチケットを確保してください。
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