【ドブロブニク スルジ山】タクシーでの行き方から料金と乗り場まで徹底解説

ドブロブニク
ドブロブニク城壁外の道路とタクシー

スルジ山の上からの景観は間違いなく素晴らしいですが、スルジ山に登る途中にも絶好の撮影ポイントがあります。しかし、ロープウェイでスルジ山と麓を往復してしまうと、途中の撮影ポイントをスルーしてしまいます。

また、ロープウェイは非常に楽ちんな移動手段ですが、ピークシーズンは非常に混雑するので、並ぶだけでも時間と体力を消耗します。

そこでおすすめの「スルジ山」への行き方が「タクシー」です。タクシーなら一切並ぶ必要はありませんし、降りたい場所でその都度降りて写真撮影をする事ができます。

タクシーの料金

ピレ門近くに並ぶタクシーの列

タクシーでスルジ山に登る場合の料金は、片道で100クーナ、往復で200クーナが相場です。参考までに50クーナを円に加算すると為替にもよりますが800円〜900円ほどです。

英語のやり取りや交渉が苦手な方は、ピレ門付近(城門外側)に定額のタクシー乗り場があるので、そこからタクシーに乗車すると良いと思います。乗り場の横には、大きな定額料金の看板があるので、それを指さしながら、スルジ山に行きたい旨を伝えれば良いと思います。

英語が苦手だと、タクシーは避けがちになると思いますが、カタコトで「スルジ山、オンリー200kn、ビューポイントストップオッケー?」など気合いで単語を並べれば大丈夫です。定額表にもスルジ山の表記があったと思うので、それを指差しながら交渉すれば、ぼったくられる心配もないと思います。結構気さくな運転手が多いので、あまり構えずトライしてみると良いですよ。

定額のタクシー乗り場

定額タクシー乗り場

上の写真は、旧市街の西側にある「定額タクシーの乗り場」とピレ門の位置関係を示したものです。

定額タクシー乗り場は、旧市街からピレ門を出てすぐの所にあり、タクシー乗り場近くの「TAXI SURVICE」と書かれた料金表には、行き先と金額がちゃんと記載してあります。ですので、スルジ山の文字部分を指さして、後は英単語を並べれば通じると思います。私の滞在時はここから3度、スルジ山にタクシーで行きましたが、ぼったくりなどは一切ありませんでした。

ちなみにですが、左下のでっかい赤玉はクリスマスの飾りなので、今はもうありませんので目印にはしないでください。

通常のGoogle Mapで探しても「定額タクシー乗り場の場所」は出てこないと思うので、以下にマーカーをつけてみました。赤いマーカーが「ピレ門」の場所で、緑のマーカーが「定額タクシー乗り場」になります。

ビューポイントからの景観

ドブロブニクのタクシー運転手は、ビューポイントを熟知しているので、スルジ山に登りつつ途中に何度か停車して撮影の時間を取ってくれます。運転手によってはビューポイントで一緒に降りて、積極的に写真を撮ってくれる運転手もいます。

スルジ山の中腹からのドブロブニク旧市街

スルジ山に行く途中の道からの風景。ロープウェイだとこの角度からの景観は撮影できません。タクシーか徒歩のみ立ち寄れるスポットからの写真です。

スルジ山の中腹からのドブロブニク旧市街

タクシーでスルジ山の山頂を目指せば、色んな角度で写真が撮れます。また、ひとり旅の方はタクシーの運転手に写真を撮ってもらえたりもするので一石二鳥です。

スルジ山観光ついでの空港移動がおすすめ

ドブロブニク空港のロビー

スルジ山はドブロブニク観光のスケジュールの最後に組み込んで、スルジ山観光後は旧市街に戻らず、そのまま空港まで送迎して貰うと、効率良く観光できると思います。

多少の英語力と交渉は必要になりますが、私が以前にスルジ山の山頂から、そのまま空港に送迎して貰ったときの料金は250クーナ〜300クーナ(4,300円〜5,200円)ほでした。

ドブロブニクから飛行機で移動される方は、空港までの移動にシャトルバスかタクシーを利用されると思います。ですので、どうせなら、スルジ山観光と空港送迎を一連の流れに組み込む事で、料金的にも観光時間的にも効率良く観光できると思います。

例えば、最終日のドブロブニク発のフライトが13時なら、9時〜10時頃にタクシーでスルジ山に向かい(荷物をタクシーに積んだ上で)、その流れで空港まで送迎して貰うという様な感じです。

非常に効率の良い方法なので、良ければ是非試して見てください。