ドミニコ会修道院 | ドゥブロヴニク旧市街

(2017年8月3日) ドミニコ会修道院

ルジャ広場から北東のプロチェ門に向かって歩くと15世紀に建設された「ドミニコ会修道院」があります。ドミニコ会修道院はドゥブロヴニクの中でも非常に重要なゴシック建築の1つです。

修道院の中庭に足を踏み入れると、その中庭を囲む様に柱が建っています。これはフィレンツェの建築家「バルトロメオ」の作品だと言われています。

また、修道院の中庭に面して建つ宗教美術館では、文化的に貴重な宗教画や工芸品、宝石、ドゥブロヴニク最盛期の品々が展示されています。

修道院内で一際目を引く黄金の十字架

修道院内は非常に豪華な装飾がなされています。その中で特に目を引くのが、祭壇の上にある黄金の十字架です。十字架にはキリストのシンボルである4人の伝道者が描かれています。この十字架はヴェネチアの芸術家「パオロ・ヴェネジアーノ」によって14世紀にデザインされたものです。

ドミニコ会修道院の歴史

ドミニコ会修道院の外観

ドミニコ会は1225年頃、ドゥブロヴニクに修道院を設立しました。しかし、当時の修道院は現在の建物とは全く別物でした。修道院の完成自体は14世紀ごろでしたが、現在の建物の形を成すまでには設立から200年近くの時間を費やしました。

また、ドミニコ修道院は当初は城壁の外にありました。しかし修道院があった場所は、軍事戦略上、非常に重要な場所に位置していたため、他国からの攻撃に備えて厳重に防衛を固める必要がありました。そのため14世紀になると、ドミニコ会修道院の周囲には城壁が築かれ、修道院は完全に城壁に囲まれる様になりました。

そして、15世紀に「祭服室」「本堂」「回廊」が増築され、ようやく現在の修道院の形となりました。

修道院の基本情報

  • 営業時間:9:00〜18:00(冬場は17:00まで)
  • 料金:30Kn/20Kn(教会/博物館)
  • 住所:Ulica Sv. Dominika 4, 20000 Dubrovnik