城壁巡り | ドゥブロヴニク旧市街

(2017年7月12日) ドゥブロヴニク旧市街の城壁

ドゥブロヴニクを訪れたら、これだけは絶対に外せないのが「城壁巡り」です。城壁巡りをせずに、ドゥブロヴニク来たとは言えません。

旧市街を囲む全長2Kmの城壁は厚さ6m、壁の高さも平均して24mはあるので、輝くアドリア海と旧市街を上から見下ろす事ができます。ドゥブロヴニクを訪れた旅行者はほぼ全員がこの城壁巡りをするため、ピークシーズンは非常に混雑致します。2016年8月には、1日1万人もの旅行者が城壁を訪れました。現在はわかりませんが、これが当時の最高記録だったそうです。

ドゥブロヴニク城壁巡りの基本情報

ブロチェ門側の景色 ■チケットと入場料金

チケットは現金かクレジットカードで購入可能ですが、ユーロは使用できません。また、ドゥブロヴニクカードがあれば、カード提示で無料入場できます。

  • ・大人:150 Kn
  • ・子供(5-18):50 Kn
■チケット売り場

ピレ門近くの城門入口の近くにあります。残りの2つの入場口の近くにも売り場がありますが、無人の場合も少なくないです。途中、チケットの検問があるので、必ずチケットは買いましょう。一度出ると再入場はできません。

■所要時間
  • ・通常モード:30分〜60分(通常はこのぐらいです。写真も撮りながら普通に歩く)
  • ・快速モード:15分(基本立ち止まらず、早足気味)
  • ・本気モード:90分〜120分(徹底的にあらゆる角度から写真をとる。)
■営業時間
  • ・1月〜3月:10時〜15時
  • ・4月〜5月:8時〜18時30分
  • ・6月〜7月:8時〜19時30分
  • ・8月〜9月:8時〜18時30分
  • ・10月:8時〜17時30分
  • ・10月〜12月:8時〜15時

ピレ門近くの入場口がオススメ

城壁の入り口は「ピレ門」「プロチェ門」「聖イヴァン要塞近く」の三つありますがが、基本的には「ピレ門」からスタートするのがオススメです。

「ピレ門」近くの入場口から入場すれば、一番の絶景ポイントである「ミンチェッタ要塞」が城壁巡りの最後の方になり、城壁巡りのハイライトとして感動できます

また、ピレ門口から入れば、途中にいいタイミングでトイレやカフェもあり、とにかく、いろんな意味で巡り合わせが良いです。

以上の理由で、極度に急いでないのであれば「ピレ門」から入場するのがオススメです。帰りもピレ門が近いので、そのまま帰路につけます。

色鮮やかな景観に出会える城壁巡り

城壁からの景色は本当に多種多様です。民家の真横を通ったと思えば、中世のお洒落な建物が見えたりします。そして、常に視界にはアドリア海が見えるので飽きる事がありません。ちなみに私は3日の滞在で5回チケットを購入して5週しました。

ピレ門の城壁入場口の階段

左から「ピレ門の城壁入場口の階段」「城壁から見るプラツァ通り」「城壁西側から見る城壁の外」。城壁の上からはどの角度から写真を撮っても絵になります。

屋根の瓦

城壁から屋根を見ると、修復された所だけ色が違うのがすぐに分かります。当時の材料はもちろん、使用する道具を再現する所から修復を始めたそうです。

多種多様の城壁から景色

城壁巡りにおすすめの時間帯

ミンチェッタ要塞付近からの景色

もし可能なら混雑する時間帯は避け、朝一番か、ツアー客などが帰る夕方過ぎに城壁の上を訪れるのがオススメです。

注意点としては、城壁で一番の絶景ポイントであるミンチェッタ要塞に着いた時に、逆光だと綺麗な写真が撮れないので、写真にこだわる方は、混雑よりもその辺を考慮した方が良いかも知れません。

時期によって逆光の時間帯は変わると思うので、太陽の位置を見つつ、上手くタイミングを合わしてください。参考までに、チケットは一度、城壁を降りると再入場はできないので、再度購入が必要です。

ミンチェッタ要塞から眺めた旧市街。

城壁巡りのハイライトであるミンチェッタ要塞からの旧市街の景色です。撮影は12月末の冬に撮影したものです。どうしても完全に太陽を背にした順光の形で撮影したかったので、時間帯を変更して何度も入場しました。しかし、この時期は中々、完全な順光にはなりませんでした。冬は人も少なくてスイスイと城壁を周れますが、綺麗な写真を撮りたいのならば、やはり夏の訪問がおすすめです。

ミンチェッタ要塞からの夕暮れ前の景色。
ミンチェッタ要塞の中から撮影。ちょうど陽の位置が低くなり完全に逆行です。このアングルから写真を撮るために、この場所に人が群がります。

ミンチェッタ要塞の外観
ミンチェッタ要塞の外観です。ピレ門の入場口から城壁に入った場合は、この景色の場所から、あと少し進めば城壁一周という所です。

城壁の歴史

プジャ門近くからのドゥブロヴニク旧市街の街並み

元々、旧市街を囲む防衛の役割を果たしていたのは木の柵だったと言われています。城壁が旧市街を囲む現在の姿になったのは主に12世紀〜17世紀の事です。

現存する大半の壁は、14世紀と15世紀に、オスマントルコの侵略に備えて強化されたものです。その後も城壁の拡張は17世紀まで続きました。

オスマントルコやヴェネチア王国など、列強諸国に囲まれていたドゥブロブニクは常に他国の侵略に備える必要がありました。